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この項目では政治上の右翼について記述しています。その他の用法については右翼 (曖昧さ回避)をご覧ください。
政治上の右翼(うよく)とは、必ずしも同列に並べることは出来ないが、民族主義者、王党派、反共主義者や保守勢力の総称である。右派(うは)とも。
目次
1 概説
2 日本の右翼
2.1 歴史
2.2 政治思想
2.3 活動内容
2.4 政治的主張
2.5 歴史認識
2.6 行動様式
3 ネット右翼
4 各国における近年の動向
4.1 アメリカ
4.2 中国
4.3 朝鮮半島
4.4 EU内の傾向
4.5 ドイツ
4.6 イタリア
4.7 フランス
4.8 イギリス
4.9 ベルギー
4.10 オーストリア
4.11 スペイン
4.12 ロシア
4.13 中東
4.14 イスラエル
5 関連項目
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フランス革命後の議会で、議長席から見て右側の席を保守派が占めた事から由来する。基本的に右翼は社会主義や共産主義など左翼思想に激しい敵愾心を持つが、現代の右翼には左翼思想に強い影響を受けた存在もある。例えば、ナチズムに代表されるファシズムであるが、ファシズムを右翼と見る見方もあるが、反対にナチズムに代表されるファシズムを「社会主義の亜流」として"左翼"と見る見方もある。
色では白で表現される事が通例だが、特にファシストはファシスト党のシンボルカラーから黒で表現される事が多い(通常、黒はアナキストのカラーである)。ナチスは共産革命色とされる赤も使用した。またスタイルの一つとしてナチス式敬礼がある。右手を前方に突き出すものである(左翼に定式はないが、左手を握り拳にするものもある)。
自民族に対する人種的優越論を持ち出して民族主義に走る傾向が多く、国内に住む少数民族、移民や外国人労働者の排斥を訴える排外主義など、極端に過激な政治思想を持つ右翼の事を極右と呼ぶ。
欧米におけるプアホワイトの事例のように、国内の低取得者が現状に対する不満から、マイノリティーや移民などの攻撃し易い勢力に怒りの戈先を向ける事から発生する右翼運動も多い。
ここでは右翼の運動や思想よりも、保守的右派と総称し得る傾向について概説する。したがって個々の運動や組織の中には、必ずしもここで述べられていることに該当せず、そればかりかむしろ正反対に近い右翼があることも忘れてはならない。新右翼と呼ばれる潮流は、新左翼と共闘するなど、概して従来の右翼のスタイル・思想と様相を異にする。同様に、戦前の右翼は農本主義であり、国家社会主義とも複合していたことから、左翼と協調することがしばしばあった。また左翼の敵対者に対するレッテルと言う意味合いの場合もあるので注意を要する。
日本の右翼が思想的に起源を主張するのは近世の国学である。しかし、通常国学を右翼と呼ぶ人は少ない。
近代に入り、日本各地で自由民権運動が発生し、激しい反政府運動が盛り上がった。政府はこれをしばしば公権力とともに任侠集団をけしかけて自由民権運動を取り締まったり集会を妨害した。明治時代の末になると社会主義思想が日本にも波及してきた。政府はこれに自由民権運動以上の拒否反応を示し、公権力と任侠集団で取り締まりや妨害を行った。これらの任侠集団は明治元勲たちとも結びつきが強く、社会主義に反対し、国家を擁護する政治団体を結成した。これが「任侠右翼」の起源である。
1920年代、世界恐慌が日本にも波及してくると、国学の系統を引く日本の保守思想家の中には社会主義から強い影響を受け、「国家社会主義」という新思想を止揚したグループも現れた。