古代都市ダマスカス
(シリア)
ダマスカス城壁とサラディーン像
(英名)Ancient City of Damascus
(仏名)Ancienne ville de Damas
登録区分文化遺産
登録基準文化遺産(i) (ii) (iii) (iv) (vi)
登録年1979年
拡張年
備考
公式サイト ⇒ユネスコ本部(英語)
地図
世界遺産テンプレートを使用しています
古代都市ダマスカス(こだいとし-)は、シリアの首都ダマスカスの旧市街に残る歴史的な構造物が登録されたユネスコの世界遺産(文化遺産)。1979年に登録された。
目次
1 概要
2 歴史
3 主な建築物
3.1 ウマイヤド・モスク
3.2 サラーフッディーン廟
4 登録基準
5 関連項目
6 外部リンク
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エジプト、メソポタミア、地中海地域を結ぶ交通の要衝の地として、紀元前3000年ごろから形成された都市。中東でも最古の都市の1つである。
バラダ川の南側にあるダマスカス旧市街(Old Damascus)は、城壁に囲まれた歴史のある地域である。この城壁は、1世紀頃、ローマが最初に建設したと言われている。2004年現在残っているものは、13世紀から14世紀にかけて、十字軍やモンゴル帝国の侵略を防ぐために、アラブ人が建築したものである。城壁には、7つの門が残っている。旧市街地は、狭い入り組んだ道になっているが、東西に走る真っ直ぐな道(Straight Street)は、新約聖書にも登場している。
世界最古のモスクといわれる、ウマイヤド・モスクも旧市街地にある。
エジプトとメソポタミアを結ぶ交通の要衝であり、紀元前3000年ごろから都市が形成しはじめたと考えられている。
アレキサンダー大王の東征以後は、ギリシャ、ローマ帝国の支配下に置かれる。
635年、アラブ人が侵入。661年から750年まで、ウマイヤ朝の首都として栄える。
1946年、シリアの首都となる。
ウマイヤド・モスクウマイヤド・モスク
ウマイヤ朝の支配下、715年に建築された世界最古のモスク。建設には10年以上の月日が費やされたといわれている。
イスラム教の4大聖地の1つに数えられており、シリア国内はもちろん、周辺のイスラム諸国から巡礼ツアーが訪れる。非イスラム教徒の入場も許可されているが、入る門は制限されている。また、成人女性の入場にはベール等で髪を隠すことが義務付けられている。
ウマイヤド・モスクの北門近くにある十字軍を撃退した英雄サラーフッディーン(サラディン)を埋葬している建物。城砦近くには、馬に跨ったサラーフッディーンの銅像も建っている。
この世界遺産は世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた。
(i) 人類の創造的天才の傑作を表現するもの。
(ii) ある期間を通じて、または、ある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、町並み計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
(iii) 現存する、または、消滅した文化的伝統、または、文明の、唯一の、または少なくとも稀な証拠となるもの。
(iv) 人類の歴史上重要な時代を例証する、ある形式の建造物、建築物群、技術の集積、または景観の顕著な例。
(vi) 顕著な普遍的な意義を有する出来事、現存する伝統、思想、信仰、または、芸術的、文学的作品と、直接に、または、明白に関連するもの。
外部リンクウィキメディア・コモンズには、 ⇒ダマスカス に関連するカテゴリがあります。 カテゴリ: 世界遺産 か行 | シリアの世界遺産 | 古代オリエント | オスマン建築 | シリアの考古遺跡 | ダマスカス
更新日時:2008年9月11日(木)17:59
取得日時:2008/10/11 03:33