博士課程
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大学院(だいがくいん)とは、大学短期大学を除く)の課程の上に設けられ、大学(短期大学を除く)を卒業した、およびこれと同等以上の学力を有すると認められた者を対象に、学術理論および応用を教授研究し、文化の進展に寄与することを目的とするものである(学校教育法第65条から第68条などを参照)。

大学院には、博士前期課程、博士後期課程、一貫制博士課程、後期3年博士課程、4年制博士課程、修士課程、専門職学位課程などと通称される多数の課程がある。大学(短期大学を除く)は大学院を置くことができる(学校教育法第62条など)。
目次

1 概要

2 大学院の課程に関する定義と用法

2.1 大学院設置基準によるもの

2.2 学則等に見られる用法

2.3 俗な用法


3 大学院の課程と教育内容

3.1 修士課程・博士前期課程

3.2 博士後期課程・後期3年博士課程

3.3 一貫制博士課程

3.4 4年制博士課程

3.5 専門職学位課程(専門職大学院の課程)


4 夜間授業・通信教育

4.1 大学院の夜間授業

4.2 大学院の通信教育


5 学位の取得について

6 大学院修了後の進路

6.1 博士課程

6.2 日本の場合

6.3 アメリカの場合


7 関連項目

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概要

大学院は、大学(短期大学を除く)におくことができる(学校教育法第62条)。

大学院は、学術理論及び応用を教授研究し、その深奥をきわめ、または高度の専門性が求められる職業を担うための深い学識及び卓越した能力を培い、文化の進展に寄与することを目的とする(学校教育法第65条第1項)。また、大学院のうち、学術の理論および応用を教授研究し、高度の専門性が求められる職業を担うための深い学識および卓越した能力を培うことを目的とするものは、専門職大学院とされる(学校教育法第65条第2項)。

大学院をおく大学には、研究科をおくことを常例とされる(学校教育法第66条の2本文)。研究科は、専門分野に応じて、教育研究上の目的から組織されるものである(大学院設置基準第5条)。

ただし、当該大学の教育研究上の目的を達成するため有益かつ適切である場合においては、文部科学大臣の定めるところにより、研究科以外の教育研究上の基本となる組織をおくことができる(学校教育法第66条ただし書き)。研究科以外の教育研究上の基本となる組織をおくことができるようになったのは、2000年4月1日からであるが、この日に、九州大学の全ての大学院が、学生が所属する教育部として学府、教員が所属する研究部として研究院という組織をもつ大学院へと改組され、東京大学では新たに教育部として学府を研究部として学環をもつ大学院情報学環・学際情報学府が設置された。

大学院には、2以上の大学が協力して教育研究を行う研究科をおくことができる(大学院設置基準第7条)。2以上の大学が協力して教育研究を行う研究科は、連合研究科(れんごうけんきゅうか)、連合大学院などと呼ばれる。例えば、東京学芸大学横浜国立大学千葉大学埼玉大学よりなる東京学芸大学 大学院 連合学校教育学研究科(教育学の博士課程)がある。そのほか、連合農学研究科連合獣医学研究科がある。

大学には、学部(学部以外の教育研究上の基本となる組織を含む)をおくことを常例としている(学校教育法第53条)。しかし、教育研究上特別の必要がある場合においては、学部(学部以外の教育研究上の基本となる組織を含む)をおくことなく大学院をおくものを大学とすることができる(学校教育法第68条)。学部をおくことなく大学院をおく大学は、大学院大学(だいがくいんだいがく)などと呼ばれる。大学院大学でない大学では例えば工学部に対する工学研究科のように学部名と同一の名称を持つ、あるいは同一名称でなくとも直接関連する大学院を置くことが多く,これを二階建て大学院という。それに対して対応する学部を持たない大学院研究科は独立大学院あるいは独立研究科と呼ばれる。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Smilegreen