高校受験(こうこうじゅけん)とは、高等学校の入学試験のことである。高校入試(こうこうにゅうし)と呼ばれることもある。
本記事では、高等学校の入学試験以外にも、後期中等教育の学校、すなわち高等学校・高等専門学校・中等教育学校後期課程・特別支援学校高等部・専修学校高等課程などの、入学試験と入学についても扱う。
なお、公立高校では入学試験は入学者選抜のための検査であり「受験」ではなく「受検」と表記する。
特に断り書きがない限り、日本での事例について述べる。
目次
1 入学資格
1.1 学区制
1.2 統計
2 受験全般
2.1 現状
2.2 入試制度
2.2.1 私立学校の入試制度
2.2.2 公立高校の入試制度
2.3 入試時期
2.4 合格発表
2.5 公立高校入試と他入試との比較
2.6 低学力者の受け皿
2.7 適格者主義
2.8 地域性
2.8.1 校種
2.8.2 内申書
2.9 その他
3 試験対策
3.1 学習塾
3.2 模擬試験
3.3 過去問題集
3.4 学校側の補習時間確保
4 試験内容
5 脚注
6 関連項目
7 外部リンク
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高等学校をはじめとする後期中等教育課程に入学するには、通例、前期中等教育課程(すなわち、中学校の課程、中等教育学校前期課程、特別支援学校中学部の課程のいずれか)を修了しなければならない。この際、入学志願者の年齢は、入学年度の4月1日時点(以下「年初」と表記)で満15歳以上となる注。
後期中等教育を行う学校に出願できるのは、以上の入学資格を満たしている者、または、年初で満たす見込みがある者(現役生)である。法制度上は、高校をはじめとする後期中等教育の学校に入学できる年齢に上限は設定されておらず、また、過年度卒業生の進学が禁止されているわけでもない。
しかしながら、各学校等においては、年齢に上限を設ける場合や、過年度卒業生に対して入学資格を設定していない場合もある[1]。
現状では高校等の入学志願者の多くが中学校等を卒業する見込みの者(現役生)であり浪人などの過年度生はあまりいない。ただし、帰国子女の場合は各国の学校制度が違うことからある程度年齢に幅を持たせて募集している場合も見られる。
なお、以上の例は高校の大多数を占める全日制高校の場合に多く当てはまるものであり、定時制高校・通信制高校では、過年度生も多い。また、専修学校高等課程の場合は過年度生もある程度存在する(詳細は「過年度生」を参照)。
なお、私立高校では、完全中高一貫校となって、高校からの外部入学者の募集をせず、併設中学校からの内部進学のみとする学校も多く存在する。中高一貫教育を実施している中学校や、中等教育学校の場合は、併設の高校もしくは後期課程にほぼ無試験で進学できる場合が多いので、他により魅力のある学校がない場合はそのまま内部進学することが多い(外部受験をすると落ちた場合でも内部進学資格が消滅する場合もある)。この高校受験をしなくてすむという点が中高一貫校のメリットでもある。注:学校教育課程では初等教育は満6歳以上からとなっている。初等教育の修業年限は6年間であり、前期中等教育の修業年限は3年間であるため、後期中等教育の課程への入学年度の年初で、満15歳以上となる(学齢#学齢の期間も参照)。ただし、前期中等教育の課程を修了していない者でも、年初に15歳以上であれば、中学校卒業程度認定試験(中検)に合格することで一般の中学校卒業者と同等とされ、同様に後期中等教育の課程に入学できる。なお、一部の後期中等教育の学校では、中検にかえて独自の試験をして出願資格を判断することもある。
公立高校では、学習者本人(実質的には保護者)の住所によって通える高校が厳密に指定されている。これを学区制という。近年、徐々に学区の範囲は広がっており高校の選択肢は増えている。また普通科以外の場合は学区制限がゆるい場合もある。