南阿蘇鉄道高森線
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雄大な景色を望む高森線(立野橋梁)。立野駅も参照のこと。第一白川橋梁からの眺め。この鉄橋は、国鉄高千穂線高千穂橋梁が完成するまでは、水面からの高さ日本一を誇った。現在、以前高千穂橋梁で行っていたように、運転士が乗客に車窓を楽しませるため、乗客サービスの徐行運転をすることがある。阿蘇下田城ふれあい温泉駅高森湧水公園(高森トンネル)

高森線(たかもりせん)は、熊本県阿蘇郡南阿蘇村立野駅から熊本県阿蘇郡高森町高森駅に至る南阿蘇鉄道鉄道路線である。
目次

1 路線データ

2 概要

3 運行形態

4 歴史

5 駅一覧

6 接続路線

7 関連項目

8 外部リンク

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路線データ

路線距離(営業キロ):17.7km

軌間:1067mm

駅数:9駅(起終点駅含む)

複線区間:なし(全線単線)

電化区間:なし(全線非電化

閉塞方式:特殊自動閉塞式(電子符号照査式)交換可能駅:1(中松)


概要

旧国鉄特定地方交通線であった高森線を第三セクターに転換して開業した路線。立野を出て北の阿蘇五岳(中央火口丘)、南の外輪山に挟まれた南郷谷を白川に沿って東に進み終点の高森に至る。高森駅を除いた全駅が南阿蘇村に属している。

起点の立野駅は阿蘇カルデラを囲む外輪山の切れ目にあり、九州旅客鉄道(JR九州)豊肥本線と接続している。立野駅はスイッチバックがあることで知られているが、これは豊肥本線で阿蘇谷(阿蘇カルデラの北半分)に進む場合に通るもので、高森線を行く場合は経由しない。

立野 - 長陽間にある立野橋梁は九州では珍しいトレッスル橋である。また同区間にある第一白川橋梁(高さ64.5m)は、宮崎県高千穂鉄道高千穂線高千穂橋梁が完成するまでは、日本一の高さを誇っていた(ただし、高千穂橋梁は現在列車が運行されていないため、現在列車が運行されている橋梁では日本一の高さである)。1953年6月26日の熊本大水害(6.26水害)時には、橋梁前後のトンネルにも水が押し寄せてきたという。

この路線には日本一長い駅名の「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」があるほか、もうひとつ「阿蘇下田城ふれあい温泉駅」という長い駅名を持つ駅がある。

かつては高千穂線とつながり九州中部を横断する予定だったこの路線も、南阿蘇の山々と田園風景の中を行くのんびりしたローカル線になっている。高森駅近くには、工事中の異常出水で工事を断念せざるを得なかった高森トンネルが高森町湧水公園として保存されている。


運行形態

すべて線内折り返し運転でワンマン運転を実施しており、毎時1本程度運行されている(早朝の1往復は土曜日・休日・休校日は運休)。また、日本全国の鉄道の中でも比較的早い1986年夏から観光客向けのトロッコ列車「ゆうすげ号」が運行されている。


歴史

豊肥本線の前身である宮地線の支線として開業した。改正鉄道敷設法で「熊本県高森ヨリ宮崎県三田井ヲ経テ延岡ニ至ル鉄道」として定められ、高森駅から三田井(高千穂)を経て延岡までの延伸が計画されていたが、宮崎県側の高千穂 - 延岡間が高千穂線(現在の高千穂鉄道高千穂線)として開業したのにとどまり、高森 - 高千穂間の建設はトンネル掘削中の異常出水事故により中断、1980年凍結された。完成していた一部のトンネルや高架橋は1998年までに解体された(高森 - 高千穂間の詳細は高千穂鉄道高千穂線「未開業区間」の項を参照)。

1928年(昭和3年)2月12日 - 【開業】宮地線 立野 - 高森 【駅新設】長陽、阿蘇下田、中松、阿蘇白川、高森

12月2日 - 【路線分離】高森線 立野 - 高森(豊肥本線の全通により)


1981年(昭和56年)9月1日 - 第1次特定地方交通線として廃止承認。

1984年(昭和59年)2月1日 - 【貨物営業廃止】全線

11月17日 - 第三セクター鉄道への転換を決定。


1986年(昭和61年)4月1日 - 【転換】南阿蘇鉄道

11月1日 - 【駅開業】加勢、見晴台


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki