南部式大型自動拳銃 乙号のデータ制式名称南部式自動拳銃
全長229mm
重量945g
口径8mm口径
装弾数8+1発
作動方式反動利用銃身後退方式
初速度315m/sec
銃身長110mm
製造国日本
南部式大型自動拳銃(なんぶしきおおがたじどうけんじゅう)は、20世紀初頭に日本で開発された拳銃である。開発者は後に東京工廠製造所長となる南部麒次郎。
目次
1 歴史と概要
2 特徴
3 写真のリンク
4 関連項目
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種類は大型甲、大型乙、小型の3種類。使用実包は大型が8mm南部、小型が7mm南部である。十四年式拳銃と同じく、ルガーP08を真似たという説もあるが、機構は大幅に異なり、機能面でルガーのシルエットを参考にし、発射機構面でモーゼル軍用拳銃の影響を強く受けていると見られる(イタリアのグリセンティM1910を参考にしたとも言われる)装弾数は大型8発、小型6発である。
当時、旧式化した二十六年式拳銃の後継拳銃の話があり、その採用試験に出したが、機構が複雑でコストが高いということもあり採用されなかった(しかし採用試験時には四一式自動拳銃と仮称まで付いていた)。
しかしその後大正13年(1924年)に海軍陸戦隊に採用され、陸式拳銃という名で大型乙が1万挺ほど納入された。しかし陸軍には最後まで制式採用されていない。他に大陸へ行く民間人や将校などに市販されたりした(将校は拳銃は自費購入の必要があった。下士官兵は官給となる)。また海外に輸出された可能性も高い。
大型甲と大型乙の違いとして挙げられるのは、甲はグリップ後端の金具を介しホルスターを接続、銃床として利用できること、弾倉の底部(脱着のための指掛け)が乙はアルミ製で、甲は木製であるところなどがある。
この銃は生産数が少ないこともあり現存数が少なく、海外のガンコレクターにも人気のある一品である。大型甲がグランパ南部、大型乙がパパ南部、小型がベビー南部と呼ばれている。特に小型の恩賜モデルは稀少品として極めて高額で取引されている。またそれらの装具やオリジナル実包もコレクターズアイテムとされている。ちなみに米国スタームルガー社のスタームルガーMkIはベビー南部にデザインが酷似しているが、社長のビル・ルガーは実際ベビー南部のファンでデザインのベースにしたことを認めている。(ただし構造は内蔵ハンマー式で異なる)
十四年式拳銃と南部式自動拳銃と混同されるようなことがあるが、まったく別物である。
特徴
一般的にグリップ後部にあるグリップセイフティがグリップ前面にある。グリップセイフティ以外の安全装置を持たない。
関連項目
一四年式拳銃
二十六年式拳銃
九四式拳銃
カテゴリ: 大日本帝国陸軍の兵器 | 自動式拳銃
更新日時:2008年10月22日(水)22:53
取得日時:2008/11/09 13:21