卒業式(そつぎょうしき)は、学ぶべき課程を全て修了した事を認定し、そのお祝いをする式典の事である。多くの場合は、卒業証書(修了を認定する証書)の授与も合わせて行う。その為「卒業証書授与式」という名称で実施する学校も多い。大学・大学院においては「卒業証書」ではなく「学位記」(学位を記し、そのように称する事を許す免状)が授与される為、「学位記授与式」となる。但し、卒業証書と学位記を合わせて授与する「卒業証書・学位記授与式」と称する所もある。幼稚園・保育園では、「卒園式」と呼び、卒業証書のような体裁の「保育証書」が授与される。
目次
1 日本における卒業式
2 卒業式の形式
2.1 対面式
3 卒業式での卒業生の服装
3.1 幼稚園・保育園
3.2 小学校
3.3 中学校
3.4 高等学校
3.5 大学・短大
4 証書授与のスタイル
5 卒業式に歌われる歌
6 卒業式における問題
6.1 学生運動による卒業式中止
6.2 日章旗の掲揚や君が代の斉唱における問題
6.3 歌手・ミュージシャンによるサプライズライブ
7 関連項目
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日本の小学校、中学校、高等学校等においては、始業式、終業式、入学式、修了式などと並んで、特別活動の中の学校行事で、儀式的行事に分類される学習活動である。
通常、3月に実施される(早春の歳時記的なものにされるほどである)。高等学校では上旬、大学・短大では下旬が多い。小中学校では、従来は3月20日頃が多かったが、近年ではやや早まるケースもある。函館ラ・サール高等学校のように2月1日に実施するところもあるが、2月以前や4月以降に行われる例はほとんど見られないようである。
参考までにアメリカでは6月、韓国では2月が多い。これは学年年度(アメリカでは6月に1年度終了、9月から新学期)による違いである。
学習指導要領では、「その意義を踏まえ、国旗を掲揚するとともに、国歌を斉唱するよう指導するものとする」と定められている。
学校によっては、この式において「学事報告」という、教育委員会(来賓として招待した教育委員会関係者)への業務報告を行う所もある。これは、1年間の職員の体制、各学年の入学・進級の実績などを報告するもので、公立小学校で行われる事が多い。」
卒業式の形式
大きく分けて対面式と一面識の二つがある。
卒業証書授与がメインであるが、その前後に校歌やその学校独自の卒業時に歌う歌を歌う場、在校生送辞、卒業生答辞などが行われる。
卒業証書授与は校長(幼稚園・保育園なら園長、大学・短大なら学長・総長)によって行われる。校長の脇には教頭や卒業生の学年主任、(幼稚園・保育園などの場合)担任教員などの教員が付く。
授与の際、教員は卒業生にねぎらいの言葉を掛ける場合もある。但し、学年の規模や校風による。(2005年3月放映の「3年B組金八先生」(中学校)や、2004年放映の連続テレビ小説「天花」(保育園)など、ドラマではよく見られるが、一般的に実際に行われるかは不明)
近年特に小学校で増えてきた方式である。
その名の通り演台を中央に置かれた卒業生と在校生・保護者、教職員と来賓が向かい合わせになり進行する方式である。そのため在校生と卒業生の目が合うため緊張感が持ちやすく近年多くの小学校などで取り入れられている。
特徴としてステージがあくため様々な演出がしやすい。その一方で、生徒と教職員、保護者、来賓などとの上下関係を希薄にさせることから「悪平等」であるという側面もあり、賛否両論ある。
制服制度のない場合、(校則の範囲内ではあるが)卒業生や出席する在校生の服装が自由であることはいうまでもない。しかし、多くの卒業生は親などの意向や、慣例の墨守として改まった服装を着用することが多い。 また、その服装文化には、「在校時のフォーマルな服装(昭和戦前期以前の日本、または欧米の伝統的な服装)」場合と、卒業後のフォーマルな(あるいは日常的に着用する)服装に近いものとの2つの文化があるが、後者に近い服装文化が優勢といえる。
卒園児は、制服(園服)があれば制服を着用する。ない場合は通常の服装か、入学式で着るような服(女児はワンピースにボレロやカーディガン等、男児はブレザーにハーフパンツ)を着用。
制服制度のある場合は、その制服を着用する。つまり小学校生活の最後まで、ボトムは男子は半ズボン(近年ではハーフパンツも多い)であり、女子は小学生らしいスカートである。