千円紙幣(せんえんしへい)は、日本銀行券の一つ。1000円札ともいう、額面1000円の紙幣。現在発行されている千円紙幣は、2004年(平成16年)から発行されている野口英世の肖像のE号券である。
ほかに、かつて発行された甲号券、B号券、C号券、D号券があり、これまでに発行された千円紙幣は全5種類。
目次
1 甲号券
2 B号券
3 C号券
4 D号券
5 E号券
6 未発行紙幣
7 関連項目
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甲号券
額面 千圓
表面 日本武尊と建部大社
裏面 彩紋
発行 1942年4月20日
寸法 縦100mm、横172mm
発行終了
失効券
戦後のインフレの解決のための金融緊急措置令などの新円切替政策が行われる以前(旧円)の最高額紙幣。
B号券
額面 千円
表面 聖徳太子
裏面 夢殿
発行 1950年1月7日
寸法 縦76mm、横164mm
発行終了
有効券
新円切替を行ったがインフレーションを抑制することができなかったことや、終戦直後に発行された粗末な作りのA号券の偽造が横行したために発行されたB号券の中でも最も早く発行された。
C号券
額面 千円
表面 伊藤博文
裏面 日本銀行
発行 1963年11月1日
寸法 縦76mm、横164mm
発行終了
有効券
印刷技術が向上によりB1000円券の偽造が多発したために新たに発行された。透かしは肖像と同じ伊藤博文だが横顔になっている。記番に黒と青がある。
D号券
額面 千円
表面 夏目漱石
裏面 タンチョウ
発行 1984年11月1日
寸法 縦76mm、横150mm
発行終了
有効券
D号券からは肖像に文化人が採用されていて、1000円札には夏目漱石が選ばれた。発行枚数が多いため記番号には黒、青、茶、緑の4色があり、製造者も「大蔵省印刷局」、「財務省印刷局」、「国立印刷局」の三者ある。
E号券
額面 千円
表面 野口英世
裏面 逆さ富士(本栖湖からの富士山の眺め)と桜
発行 2004年11月1日
寸法 縦76mm、横150mm
発行中
有効券
偽造防止技術には光学的変化インクを除き2000円紙幣に使われたものが多く採用されたが、新たに表から見て右側に用紙を薄くしてすきを入れた「すき入れバーパターン」が採用された。1000円紙幣にはすき入れは1本入っている。また公式に発表されていないが表面と裏面に「ニ」「ホ」「ン」(日本)の文字がシークレットマークとして入っているほか、2000円紙幣に引き続いてユーリオンも採用されている。裏面の逆さ富士は岡田紅陽の「湖畔の春」を基にしたものであり、D券5000円紙幣と同じだが松が描かれてなく、桜が描き加えられている。
未発行紙幣
い号千圓(日本武尊):粗末なつくりだったため。
A号千円(伐折羅大将像):インフレ助長の可能性とGHQの肖像に対する指令。(デザインはA十円券に使用された)
関連項目
日本銀行券
表・話・編・歴日本の通貨
基本情報日本銀行 - 円(日本円) - 財務省 (日本) - 国立印刷局 - 造幣局 (日本)
発行中の
日本の通貨
日本の硬貨一円硬貨 - 五円硬貨 - 十円硬貨 - 五十円硬貨 - 百円硬貨 - 五百円硬貨
日本銀行券千円紙幣 - 二千円紙幣 - 五千円紙幣 - 一万円紙幣
かつて発行された
日本の通貨
硬貨日本の金貨 - 日本の銀貨 - 日本の補助貨幣 - 臨時補助貨幣
有効券のある紙幣一円紙幣 - 五円紙幣 - 十円紙幣 - 五十円紙幣 - 百円紙幣 - 五百円紙幣