北上線(きたかみせん)は、岩手県北上市にある北上駅と秋田県横手市にある横手駅を結ぶ、東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道路線(地方交通線)である。
目次
1 路線データ
2 運行形態
2.1 臨時列車
3 歴史
3.1 東横黒線
3.2 西横黒線
3.3 全通後
4 駅一覧
4.1 廃止駅
5 関連項目
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路線データ
管轄(事業種別):東日本旅客鉄道(第一種鉄道事業)・日本貨物鉄道(第二種鉄道事業)
区間(営業キロ):北上〜横手 61.1km
軌間:1067mm
駅数:17(起終点駅を含む)
複線区間:なし(全線単線)
電化区間:なし(全線非電化)
閉塞方式:特殊自動閉塞式(軌道回路検知式)
運転指令所:盛岡輸送指令室
全列車普通列車でキハ100系気動車(一ノ関運輸区所属)によるワンマン運転を行っている。北上〜横手間の列車のほかに、上り始発列車としてほっとゆだ発北上行きが1本、平日朝に北上〜藤根間の区間列車が1往復運転されている。早朝の下り始発列車は柳原、江釣子、立川目駅を通過する。この列車はほっとゆだ駅で切り離され折り返し先述の上り始発列車となる車両を併結している。また、夜間に1往復、貨物列車が存在しており、辛うじて幹線的機能も果たしている。
岩手・秋田県際交流事業実行委員会の主催で、2002年から2004年までの秋にD51 498号機牽引で「SL錦秋湖号」が運転された。また、2006年には「びゅうコースター風っこ」を使用したトロッコ列車も運転された。
運転実績
2002年9月14日・15日 「SL錦秋湖号」北上〜横手間運転
2003年6月14日・15日 「SL錦秋湖号」北上〜横手間運転
2004年10月9日〜10月11日 「SL錦秋湖号」北上〜横手間運転
2006年9月17日 「風っこ錦秋湖号」北上〜横手間運転
2006年10月7日 国鉄色気動車で「錦秋湖号」盛岡〜横手間運転
2007年7月1日〜2日 「SL北東北DC号」北上〜横手間運転
2007年8月3日〜5日 10日〜12日 「風っこよこて・きたかみ号」北上〜横手間運転
2007年9月15日 国鉄色気動車で「錦秋湖号」盛岡〜横手間運転
西横黒軽便線・東横黒軽便線として開業し、1924年11月15日の全線開業の際に横黒線(おうこくせん)となった。「横黒」は、横手と黒沢尻(現在の北上)の頭文字を取ったものである。
黒沢尻駅は1954年3月25日に北上駅に改称されたが、横黒線が北上線に改称されたのは1966年10月20日であった。
1962年には、沿線で湯田ダムが建設されるのに伴い、岩沢〜陸中川尻間の15kmほどでルート変更を行っている(ダム完成は1964年)。この際、大荒沢駅のみは信号場に格下げとなり、駅は廃止された。現在でも旧線の遺構は和賀仙人駅周辺や湯田ダムのダム湖である錦秋湖の湖底に残っており、錦秋湖の渇水期にはトンネルやロックシェードなどが湖面に現れることもある。
現在は地域輸送が需要の中心となっているが、東北新幹線開業前は、仙台〜秋田間の最短ルートとして広域輸送を担い、特急「あおば」、急行「きたかみ」といった優等列車も運転されていた。また、東北新幹線開業後にも秋田新幹線工事による田沢湖線運休時に特急「秋田リレー号」が運転されていた。
東横黒線
1921年(大正10年)3月25日 【開業】東横黒軽便線 黒沢尻〜横川目(14.3km) 【駅新設】藤根、横川目
1921年(大正10年)11月18日 【延伸開業】横川目〜和賀仙人(7.3km) 【駅新設】岩沢、和賀仙人
1922年(大正11年)9月2日 【線名改称】東横黒線
1923年(大正12年)4月15日 【駅新設】江釣子
1924年(大正13年)10月25日 【延伸】和賀仙人〜大荒沢(3.7km) 【駅新設】大荒沢
西横黒線
1920年(大正9年)10月10日 【開業】西横黒軽便線 横手〜相野々(7.7km) 【駅新設】相野々