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シスオペ (SysOp) とはシステムオペレーター (System Operator) の略語で、電子掲示板(BBS)等のフォーラム全体の運営と管理に責任、権限を持つ者を指す言葉である。@niftyでは一つのテーマに関してのみ権限を持つ者をボードリーダーと呼ぶ。管理人、管理者と呼ぶことも多い。
電子掲示板の管理人は、投稿の削除を始めとする掲示板に関する様々な権能を有し、小規模な掲示板では管理人自らこれらを行使する場合が多い。ただし、利用者が大規模である掲示板においては、管理人独りでこれらを行使し掲示板全体の維持管理を行うことが困難なため、管理人から掲示板に関する何等かの権限を与えられた者が、管理人とは別に存在することが多い。
目次
1 削除の必要性
1.1 荒らしへの対処としての削除
1.2 リソース確保を目的とする削除
2 利用者への対応
3 2ちゃんねるの場合
3.1 概説
3.2 公開原則
3.3 削除作業
3.3.1 削除方針
3.3.2 削除人の対応
4 ウィキペディアの場合
4.1 概説
5 脚注
6 関連項目
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シスオペの仕事は専らフォーラムに書き込まれた情報を監視する事である。電子掲示板の運営においては、掲示板を荒らす発言や法に抵触する発言など不適切な発言を削除する作業が不可避となる。
World Wide Webにはある程度の匿名性がある。そのためこれを悪用して、電子掲示板において、差別的な思想の流布・個人のプライバシー暴露・犯罪教唆・そのほか公序良俗に反するような書き込みを行う者、更には、明らかに違法な書き込みを行う者が一定数存在する。以下では、掲示板運営の用語に倣って、このような者らを「荒らし」と呼ぶ。
このような荒らしの書き込みは多くの真っ当な掲示板閲覧者を不愉快にさせるが、それに留まらず管理人の法的責任が追及される原因になる場合すらある。この点、反対する見解もあるものの、2ちゃんねるを含めたネット関連の判決を見る限り、違法な発言を削除しない場合に管理人の管理義務違反が認められる可能性があり、特に掲示板のシステム上、違法発言の投稿者を特定しその法的責任を追及することが不可能な場合には、被害者の管理人に対する損害賠償請求が認められる傾向にある。
このような事態を避けるためにも、管理人その他の管理者により組織的に、不適切な発言の削除が行われることがある。
これ以外には掲示板システムの運用上、サーバのハードディスクの空き容量その他のリソースを確保するために行われる削除がある。具体的には、過去において利用、閲覧などがされていない記事の削除を行ったり、投稿された期間を区切って削除したりするなどの行為が行われることがある。
多くの場合、シスオペは自身の意にそぐわない利用者をアクセス禁止する権限も持っている。名目的には荒らしを追放する為の措置とされる。
匿名掲示板2ちゃんねるは匿名で投稿することを原則としており、1日あたり200万人、40万以上のスレッドとも言われる膨大な数の参加者がいるため、その中における荒らしの数もまた、無視できない数となっている。
そこで「削除の必要性」の項で揚げたような問題がより顕著になり、恒常的かつ体系的な削除のシステムが必要不可欠となる。このシステムを支えるため、2ちゃんねるでは投稿された発言を削除する権限のみを与えられているシスオペが多数任命されており、彼らを独自に削除人(または削除屋)と呼んでいる。
削除人の実数は、報道によってまちまちだが[1]、『オーマイニュース』によると、名誉毀損訴訟の口頭弁論で、被告となったひろゆきは削除の権限を持つのは「100人」程度と述べ、自身がフルネームを把握しているのは「10人ぐらい」とした[2]。このように、運営で多額の収益を得ているにも拘らず、多くは身元不明のボランティアが削除を行っている。その上削除依頼があってから実際に削除されるのは数ヵ月後になる例も多く、削除される頃には依頼自体が無意味と化している例も多いため、被害の拡大を狙ってあえてこのようなシステムにしているのではないかという声もある。以下では、2ちゃんねるや類似の掲示板における削除人について述べる。
概説
2ちゃんねるでは、削除人はボランティアであり、彼らへの削除依頼(削除要請)は公開された専用の電子掲示板上で行うのが原則である。