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刑罰の一覧(けいばつのいちらん)
当項は古今東西の刑罰を集め一覧としたものである。現在、日本で行われている刑罰については、「刑罰」も参照のこと。なお簡単な紹介を付した。
目次
1 死刑(死罪、しざい)
1.1 頚部血流を阻害する方法
1.2 呼吸を阻害する方法
1.3 毒物を用いる方法
1.4 刃物等で人体を切り刻む方法
1.5 高エネルギーによって人体を破壊する方法
1.6 動物を使う方法
2 身体刑(肉刑)
3 自由刑
3.1 現代日本及び諸外国の刑罰
3.2 諸外国にのみ存在する刑罰
3.3 過去存在した刑罰
4 財産刑
5 追放刑
6 身分刑
7 そのほか
8 付加刑
9 外部リンク
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死刑は、受刑者を死亡させる刑罰である。方法としては、以下のものがある。
頚部血流を阻害する方法絞首台
絞首刑(こうしゅ)
絞首刑は囚人の首を絞めることによって死に至らしめる刑。絞首と縊首は厳密には違う事だが、現在、絞首刑の規定されている国において一般的に行われているのは、縊首により縊死(いし)に至らしめる方法である。歴史的には純粋な絞首による処刑も行われており、その為の装置も作られている。一般的には、囚人の首に縄を掛け、または穴のあいた板に首を通し、高所より吊るす刑。絞首台が使用される。首にかけた縄をねじって絞首する方法も用いられた。受刑者は縄によって頚動脈がふさがれて脳への血流を阻害(縊死)され、または気道が塞がれて呼吸ができなくなる(窒息死)。現在の日本で行われている処刑方法でもある(刑法第11条第1項「死刑は、刑事施設内において、絞首して執行する。」)。イギリス式は縄の結び目をあごに掛けるので、落ちたときに、てこの原理で頚椎を骨折させる効果がある。現在の日本の処刑はイギリス式同様に頚椎を骨折させ即死効果を狙っていると言われている。縛り首(しばりくび)ともいう。日本語では「縛り首」の単語そのものには斬首刑の意味もある。これは両手を後ろに縛ってから首を刎ねたことに由来する。イスラム諸国では、地上で首に縄をかけ、クレーンで吊り上げる。アメリカでは、1862年のクリスマスに、32人のスー族インディアンが特別誂えの絞首台で同時に執行され、最大数の絞首記録として残っている。
斬首刑(ざんしゅ)
囚人の首を切り落とす刑。実際に切り落とす方法はいろいろで、江戸期日本の下手人(げしゅにん)・死罪・獄門では当番同心(または山田浅右衛門)が日本刀を用い、中世ヨーロッパでは刑吏(けいり)が両刃の斬首刀を用い、古代中国やイギリスでは斧が用いられた。また古代ローマでは、首をはねる前に罪人を鞭で打った(鞭で打ち殺した後に首をはねることもあった)。これらの手法は執行吏の腕前によっては失敗し、首が落ちるまで何度も斬りつける羽目になるなどの危険も高かった。革命期のフランスで「失敗のない人道的な死刑方法」としてギロチンが発明されると、革命政府は以後の処刑を全てこの機械によって行い、恐怖政治の象徴となった。ギロチンはドイツに輸出され、ナチス時代に盛んに使用されている。フランスでは、1981年9月に死刑制度自体が廃止されるまでギロチンが用いられていた。現在では公的にはサウジアラビアでのみ行われている。サウジアラビアでは、ナイフを用い首を切り落とす(この方法では通常の斬首よりも長時間かかるため苦痛が大きい。イスラムでの家畜の屠殺時にアラーに捧げる儀式と同様の様式となっている)。打ち首(うちくび)ともいう。
鋸挽き(のこぎりびき)
鋸で長時間をかける斬首刑。私刑としても用いられるが、公的な刑罰として採用されるケースもあり、日本においても戦国〜江戸期に成文化されたことがある。江戸期以前においては罪人を埋めてから鋸でひき殺し、そのまま4, 5日晒した。受刑者の苦痛を増幅させるため鋸には切れ味の悪い物や木製竹製の物が用いられることがあった。織田信長を狙撃した杉谷善住坊が、これで処刑されている。