出光美術館(東京)
Idemitsu Museum of Arts
情報
正式名称
愛称
前身
専門分野美術品(陶磁器、西洋絵画など)
事業主体
管理運営財団法人出光美術館
年運営費{{{年運営費}}}
延床面積{{{延床面積}}}
研究職員{{{研究職員}}}
開館1966年
閉館{{{閉館}}}
所在地〒100-0005
東京都千代田区丸の内3-1-1 帝劇ビル9階
電話{{{電話}}}
出光美術館 (いでみつびじゅつかん) は、東京都千代田区丸の内と福岡県北九州市門司区の門司港レトロ地区にある、東洋古美術を中心とした私立美術館である。出光興産創業者である実業家・出光佐三が長年に亘り収集した美術品を展示するため、1966年(昭和41年)東京に開館した。
目次
1 概要
1.1 東京の出光美術館
1.2 出光美術館 (門司)
1.3 その他
2 出光佐三の収集
3 指定文化財
3.1 国宝
3.2 重要文化財
4 関連項目
5 外部サイト
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帝国劇場の入っている帝劇ビルの9階にあり、館内のロビーからは隣接する皇居外苑が一望できる。収集品は日本・東洋の古美術が中心で、日本や中国の絵画、書跡、陶磁などが系統的に収集されている。特色あるコレクションとしては唐津焼、仙豪`梵の書画などがある。また、ジョルジュ・ルオー、サム・フランシスなどの西洋近現代美術の収集もある。開館後も収集を継続しており、1983年には国宝の『伴大納言絵巻』を購入し、話題になった。
館内は2年かけて2007年に全面改装され、通常の展示室の他に茶室朝夕菴(ちょうせきあん)、陶片資料室、ルオーとムンク専用の展示室がある。陶片資料室は1966年の開館時に陶磁器研究家・小山冨士夫によって設けられ、各地の窯跡から発掘された陶磁器の破片が系統的に展示されている。
出光美術館は、一時は大阪市と福岡市中央区大名にも分館を設けていたが、2000年(平成12年)、出光興産創業の地である北九州市の要請を受け、門司港レトロ地区にあったかつての倉庫跡を改装して開館した。大阪分館は2003年3月23日に閉館。この門司の美術館は福岡分館(福岡出光美術館)の移転という形をとり、福岡分館跡(1階が出光のガソリンスタンドであった)は土地が売却され、現在はシティーホテルになっている。
その他関連施設としては、東京都三鷹市に中近東文化センター、東京都目黒区青葉台の出光佐三旧邸跡に出光文化福祉財団がある。
出光佐三のコレクションの一部は、彼の没後、海外流出の憂き目にあっている。数多いコレクションの中から、2003年5月にセザンヌの自画像『ポール・セザンヌの肖像』がニューヨークのオークション会社にて競売され、ラスベガスのカジノ経営者に、約20億5000万円の価格で落札された。この売却は、出光興産の株式上場をにらんだ資産圧縮のために2001年に約145億円分の美術品を売却処分したうちの一点である。
「題名のない音楽会」内で放送されている、出光美術館のCMはテレビ朝日と、(門司)のある九州朝日放送のみで放送されている。(それ以外の地域では「出光ゼプロ」のCMを放送されている。)
出光佐三の美術品収集は、江戸時代の禅僧・仙豪`梵の書画から始まった。出光佐三は19歳の時、郷里福岡でたまたま訪れた古美術品売り立て会場で仙高フ『指月布袋画賛』(しげつほていがさん)に出会い、父親に頼んでこの作品を購入した。月を指差す布袋を軽妙なタッチで描いたこの作品は、現在も出光美術館の代表的な所蔵品の一つとなっている。出光は、第二次大戦以前には、個人的に交友のあった小杉放菴(洋画家)、板谷波山(いたやはざん、陶芸家)などの作品の収集のほか、地元九州出身の文人画家・田能村竹田(たのむらちくでん)の作品、九州を代表する陶芸の一つである唐津焼などを収集していた。第二次大戦以後は収集の幅も広がり、東洋の古美術のみならず、フランスのフォーヴィスムの画家・ジョルジュ・ルオーや、抽象絵画のサム・フランシスの絵画もコレクションに加えられた。