共産主義思想
マルクス主義 ? レーニン主義
スターリン主義 ? トロツキー主義
毛沢東思想 ? ユーロコミュニズム
国際組織
コミンテルン ? コミンフォルム
第四インターナショナル
人物
マルクス ? エンゲルス
レーニン ? トロツキー
スターリン ? 毛沢東
出来事
ロシア革命 ? 大粛清
スターリン批判 ? ハンガリー動乱
中ソ対立 ? 文化大革命
プラハの春 ? 天安門事件
東欧革命 ? ソ連崩壊
表・話・編・歴
共産主義(きょうさんしゅぎ、英Communism)とは、財産の共有を目指す思想。一般には生産手段の私的所有を社会的所有に変えることを理想とするマルクスとエンゲルスの思想を指す語として用いられる。この思想に基づく体制も共産主義と呼ばれる。ソ連や東欧の共産党政権下においては共産主義の低い段階を指す語として社会主義が使われていた。
目次
1 思想
1.1 マルクス、エンゲルス以前の共産主義思想
1.2 マルクス、エンゲルスの共産主義論
1.3 進化論との関係
2 歴史
2.1 社会民主主義の成長と挫折
2.2 ロシア革命の成功と変質
2.3 スターリンによるマルクス主義の修正
2.4 共産主義運動の多様化
2.5 体制の破綻と延命の試み
3 共産主義に対する批判
4 基本文献
5 参考文献
6 関連項目
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共産主義の概念は、古代に遡ればプラトンにも見られるが、歴史上、現在使われる文脈とほぼ同じ意味で“共産主義”という語を用いた最初の人物はフランソワ・ノエル・バブーフである。この語の由来はラテン語で共有、共通、共同を意味する“communis”であり、歴史的に最も早い使用例はシルヴィ父子によって書かれた『理性の書』(1706年)である。その後、フランスにおいて社会主義、共産主義が20世紀に使われたような文脈で初めて使用された。19世紀・フランスにおける共産主義思想をドイツに紹介した人物はローレンツ・フォン・シュタインであった。マルクスはシュタインの著作である『今日のフランスにおける社会主義と共産主義』(1842年)を読み、ここから自身の思想を展開することになる。
エンゲルスは1880年に発表した『空想から科学への社会主義の発展』の中で、空想的社会主義思想家としてサン・シモン、フーリエ、オーウェンの三人を挙げて批判するとともに、社会主義の思想が空想から科学へと発展していく歴史的必然性を述べている。
1848年に共産主義者同盟の綱領的文書として発表された『共産党宣言(共産主義者宣言)』において、マルクスとエンゲルスは、資本主義社会をブルジョアジーとプロレタリアートの階級対立によって特徴づけ、ブルジョア的所有を廃止するためのプロレタリアートによる権力奪取を共産主義者の目的とした。