『六神合体ゴッドマーズ』(ろくしんがったいゴッドマーズ)は、1981年(昭和56年)10月2日から1982年(昭和57年)12月24日まで日本テレビ系で毎週金曜日18:00 - 18:30(26話まで)、毎週金曜日17:30 - 18:00(27?59話、61話から)、毎週金曜日16:30 - 17:00(60話)に全64話が放送された、東京ムービー新社製作のロボットアニメ。
目次
1 概要
2 あらすじ
3 登場人物
3.1 全編共通
3.2 ギシン星編
3.3 マルメロ星編
3.4 地球編
4 ゴッドマーズ Godmars
4.1 ガイヤー Gaa
4.2 スフィンクス Sphinx
4.3 ウラヌス Uranus
4.4 タイタン Titan
4.5 シン Sin
4.6 ラー Ra
4.7 ゴッドマーズ(OVA版)
5 ズール皇帝
6 クラッシャー隊
7 スタッフ
8 主題歌
9 放送タイトル一覧
10 関連項目
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前番組の『太陽の使者 鉄人28号』に引き続き、横山光輝の漫画『マーズ』を原作にすることで企画された。ただし、横山の了解の下、大胆な改編がなされた。主人公側のロボット・ガイヤー(原作ではガイアー)と6神体が戦うという原作に対して、本作ではガイヤーと5神ロボが合体するといったように、根本となる基本設定からして異なるなど、ほぼアニメオリジナル作品と言ってもよい内容となっており、結末も原作の衝撃的なものとは異なっている。共通しているのは一部の固有名詞、ロボットの名称、マーズの意思、またはマーズの死亡によりガイヤーが爆発する設定など。
題名は当初原作にちなんで『六神合体マーズ』とされ、このタイトルでアニメ誌等への発表もなされたが、「マーズ」という名称は関連商品を販売する際に商標が既に登録されていたため、「ゴッドマーズ」に変更された。後におもちゃのセールスを前提とせず、原作に忠実なOVA『マーズ』とテレビアニメ『神世紀伝マーズ』が別会社により製作された。
当初は半年の放送予定だったが、おもちゃのセールスも好調だったほか、おもちゃの購買層である低年齢層とは別に、女性ファンを中心にアニメファンの人気が高まり、1年以上放映された。ストーリーは、ギシン星編、マルメロ星編、地球編の三部構成。
スタッフは、前番組の『太陽の使者 鉄人28号』のシフトする形で参加。『マジンガーZ』などでロボットアニメに実績のある藤川桂介がシリーズ構成に起用され、ストーリー作りに重要な役割を果たしている。
スポンサー主導で番組作りが行なわれ、主役ロボット「ゴッドマーズ」は複雑で線が多いデザインになり、玩具がヒットした『闘士ゴーディアン』や『宇宙大帝ゴッドシグマ』と同様の変形プロセスが採り入れられた。そのためアニメで動かすには困難で、売り物であるはずの肝心のロボットの活躍はスポンサーへのサービス的に最後にまとめて行なわれ、ジャンルとしてはロボットアニメではあるがもっぱら人間ドラマに力が注がれた。そうした事情から、原作に登場しない主人公のライバルになる美形キャラクターであるマーグが生み出され、そしてこれが初のキャラクターデザインという本橋秀之が描き、三ツ矢雄二が声をあてたマーグは主人公以上に人気を獲得し、本作が女性ファンを獲得した原動力となる。放送当時のマーグの人気は凄まじく、マーグが死亡すると分かったときは助命嘆願書やカミソリが送られ、実際に本編で死亡した際には「あしたのジョー」に倣って、アニメ雑誌「アニメディア」の協力で、日本テレビの南館ホールで葬儀を行うイベントが開催されたほどである。
放映中にファンが映画化希望の署名運動を行い、10万人の署名を集めた[1]。この結果、製作された劇場版はギシン星編を再編集したものでエンディングでは署名運動の中心になったファンがクレジットされている。この劇場版ではマーグの洗脳シーンは全裸でカプセルに入っているという演出に変更され、女性ファンに失神者が出たと言われている。藤川桂介による小説「六神合体ゴッドマーズ 十七歳の伝説」とそのオリジナルビデオアニメ版(1988年)なども製作され、好評を博した。