男子ゴルフメジャー
マスターズ
全米オープン
全英オープン
全米プロゴルフ
全英オープン(ぜんえいオープン、The Open Championship)は、ゴルフの世界4大メジャートーナメント大会の1つであり、イギリスのゴルフ競技団体R&A(ロイヤル・アンド・エンシェント・ゴルフクラブ)主催で、毎年7月中旬に開催されるゴルフ大会をいう。
4大メジャートーナメントの中で最も歴史のある大会で、2007年で136回目を迎える。日本では、一般に「全英オープン(ゴルフ)」と表現されているが、正式名称はThe Open Championshipであり全英やゴルフという表現は含まれない。British Openとも呼ばれる。
目次
1 概要
2 2005年大会出場資格
3 記録
4 歴代優勝者
5 今後の開催予定
6 日本代表選手選考会
7 TV放送
7.1 日本
7.1.1 地上波
7.1.2 衛星放送
7.2 日本以外
8 外部リンク
//
正式名称The Open Championshipには、選手権大会として他の大会と区別するための表現が何も含まれていない。これはつまり、第1回開催時において、区別をする必要がある、他の大会が存在しなかったことを示すものであり、この大会の歴史を如実に示している。
第1回は1860年10月17日にプレスト・ウィックで開かれ、ウィリー・パークが優勝した。
それ以後は、1871年、1915~1919年、1940~1945年の戦争などによる中止をはさみながら、毎年開催する地区を変えて実施している。優勝者には「クラレット・ジャグ」と呼ばれる優勝トロフィーが贈られる。トロフィーは、優勝決定時間を見計らって専門の製作者により優勝者の氏名(英語)が一つ一つ手作業で刻印され、それが終了次第直ちに表彰式会場に搬送され、優勝者に手渡され、1年間優勝者により保管される。
開催ゴルフ場はシーサイドリンクス(海岸に立地する場)に限るという不文律がある。近年では、セントアンドリュース、ロイヤルリザム&セントアンズ、ロイヤルトルーン、ロイヤルセントジョージス、ロイヤルバークデール、ミュアフィールド、ターンベリーの7コースの持ち回りで開催されていた。ただし、1999年と2007年にはカーヌスティ、2006年にはロイヤルリバプール(ホイレイク)で開催されており、これらは今後、開催コースのローテーションに加わると予想される。
また、5年に1回は「ゴルフの聖地」と言われるセント・アンドリュース(R&A本部がある)で開催することが慣例となっている。ただし、2005年に限っては、本来翌2006年にセント・アンドリュースで開催される予定であったが、ジャック・ニクラスがこの大会を自らのメジャートーナメント完全引退試合と定めたことから、1年前倒ししてセント・アンドリュースで開催された。
全英オープンの最大の特徴は、ゴルフの歴史的な原点に立ち返った、人の手を加えない「あるがままの自然の状態」を残したリンクスコースにある。フェアウェイと呼ぶのがはばかれるほどのアンジュレーションに富んだフェアウェイ、壁面を干しレンガで垂直に切り立たせた深いバンカー、フェスキューを腰の高さまで伸ばした「あるがまま」のラフなど。こういったコース特性は、全ての開催ゴルフコースで維持されている。普段のツアーで使われる、アメリカ的な、人の手を加えて作り上げられたゴルフコースとは、全く異なる。
そのほかの特徴としては、気まぐれな気候条件が挙げられる。天候が良い年は「全英オープンらしくない」とさえ評されるほどである。スコットランド独特の、寒く、じめじめとした雨の降る天気とリンクスコース特有の海からの湿った強い風とに耐えながら優勝を争わなければならない。これにより、ゴルファーは低めの弾道の球を打つことを要求されるため、普段のツアーのように高々と打ち上げ、ピンの近くにボールを止める、というシーンは目にしにくい。
近年の傾向としては、セントアンドリュースが最もやさしく、スコアがでやすい。ロイヤルリザム&セントアンズ、ロイヤルトルーン、ターンベリーも優勝スコアが10アンダーをこえる。反面、ロイヤルセントジョージス、ロイヤルバークデール、カーヌスティはスコアが出にくく、アンダーパーが出せれば、まず優勝である。1999年のカーヌスティのポール・ローリーの6オーバーは、近年ではワーストスコアである。この年は、最終ホールまでに3打リードしていたジャン・ヴァン・デ・ヴェルデが18番ホールでトリプルボギーを叩き、プレーオフ突入の末に敗れている(カーヌスティの悲劇)。
プレーオフは、4ホールのストロークによって争われる。それでも決着が付かなければ、サドンデスである。以前は、翌日に18ホールのストローク・プレー、すなわち、もう1ラウンドを回って行われていた。現在、ゴルフの4大メジャートーナメントで、18ホールのストローク・プレーでの翌日プレーオフが採用されているのは、全米オープンのみとなっている。
2005年大会出場資格
2004年全英オープン上位10位タイまでの者
歴代優勝者で2005年7月17日時点で満65歳以下の者
2005年6月5日時点で、世界ランキング上位50位以内の者
2004年欧州ツアー賞金ランキング上位20位以内の者
2003年から05年の欧州ツアーPGA選手権優勝者
2005年欧州ツアーPGA選手権終了時点の上位3位タイで、他のカテゴリーで資格を持たない賞金ランキング上位20位以内の者
2005年のブリティッシュ・マスターズ、フランスオープン、全米オープンの他のカテゴリーで資格を持たない上位2位タイで、2004年欧州ツアーメンバーであること。
2005年のスマーフィット・ヨーロピアン・オープンとバークレーズ・スコットランド・オープンの優勝者
2001年から05年までの全米オープン優勝者
2000年から05年までのマスターズ優勝者
2000年から05年までのマスターズ優勝者、2004年までの全米プロゴルフ選手権優勝者
2003年から05年のプレーヤーズ選手権優勝者
2004年USPGAツアー賞金ランキング上位20位までの者
2005年の「フェデックス・セントジュード・クラシック」終了時までの他のカテゴリーで出場資格を持たない賞金額上位3位までの者
2005年「ウェスタン・オープン」を含めたUSPGAチャンピオンシップまでの5試合で、他の出場資格を持たないUSPGAツアーの賞金額上位2位までの者