全球凍結
■毎日更新無料動画!
■未公開流出画像満載

[Wikipedia|▼Menu]
雪球地球(イメージ)

スノーボールアース(Snowball Earth, 雪球地球、全球凍結、全地球凍結)とは、地球全体が赤道付近も含め完全に氷床に覆われた状態をいう。
目次

1 スノーボールアース仮説

1.1 スノーボールアース仮説以前

1.2 スノーボールアース脱出


2 スノーボールアースの前提

2.1 地表温度を決める要因

2.2 二酸化炭素量が変化する要因

2.3 超大陸ロディニアの存在


3 スノーボールアースの推移(仮説)

4 スノーボールアースの証拠

5 参考文献

6 外部リンク

//


スノーボールアース仮説

先カンブリア紀の終わり頃(6億?8億年前)、実際にこのような激しい氷河時代が存在したという考え方が地球史の研究者の間で主流となりつつある。これをスノーボールアース仮説といい、1992年カリフォルニア工科大学のジョー・カーシュヴィンク教授がアイデアとして専門誌に発表したのが発端である。その後1998年ハーバード大学のポール・ホフマン教授が南アフリカのナミビアでのキャップカーボネイト調査結果などをまとめて科学雑誌サイエンスに投稿し大きな反響を得た。

この仮説において注目するべき点は、全球凍結という壮絶な環境変動が原生生物の大量絶滅とそれに続く跳躍的な生物進化をもたらしたとされることであろう。たとえば酸素呼吸をする生物の誕生や、エディアカラ生物群と呼ばれる多細胞生物の出現などがスノーボールアース・イベントと密接に関わっていると考えられている。


スノーボールアース仮説以前

この説が提案されるまでは、地球は形成直後のマグマオーシャンに覆われた灼熱の状態から徐々に冷えて、温暖な気候の時期と、寒冷な気候の時期、いわゆる氷河時代を経ながら現在に至ったもので、この間に地球全体が赤道に至るまで完全に凍結する事は無かったと考えられてきた。

地球軌道において太陽光を源とする熱収支を考慮すると、仮に地球全体が凍結した場合、そのアルベドで陽光の大半が宇宙空間へ反射され、凍て付いた氷床を溶かす事は出来ない。それゆえに、地球史上で一度地球全体が凍結したら以後は永遠にそのままであると考えられた。言い換えれば、地球を暖めて凍結状態から脱出する方法がなく、現在も凍結している筈であると考えられた。

それゆえに、現在の地球が温暖な気候を持ち、液体をたたえている事が、そのまま、地球が凍りついた事が一度も無い事を示す何よりの証拠であるとも言われた。


スノーボールアース脱出

スノーボールアース仮説では、凍結状態を脱出する方法として、火山活動に由来する二酸化炭素などの温暖化ガスの蓄積を挙げている。液体の海は大気中の二酸化炭素を吸収するため、大気中の温暖化ガスの濃度はある程度に抑えられ温室効果による温度上昇も抑制される。しかし、全球凍結で海も凍りついている場合には、火山から放出された二酸化炭素は海に吸収されることなく大気中に蓄積される。これが大きな温室効果を発揮して大気の温度を上げ、氷床を溶かすに至り全球凍結状態を脱出するとしている。

最近の研究では、先カンブリア紀末の約2億年の間におそらく4回の全球凍結が起こった、またそれ以前の約22億年前頃にも全地球的な寒冷化が発生した(ヒューロニアン氷期)と考えられるようになっている。以下6?8億年前に起こったスノーボールアースについて説明する。


スノーボールアースの前提


地表温度を決める要因

地表は、太陽光線が当たって温められ、宇宙空間へ熱エネルギーを放射して冷える。熱源である太陽の明るさは、太陽系が生まれた46億年前には現在の約70%であり、その後徐々に明るさを増してきている。なおスノーボールアースの時期には太陽は現在の90%程度の明るさがあった。即ち地球の歴史をさかのぼるほど、現在よりも太陽から受けるエネルギーが少なかったと考えられる。太陽の明るさ以外に大気温度に影響を与える要因として、下記項目がある。

温室効果:メタンや二酸化炭素などのガスは、大気から宇宙へ出てゆく熱エネルギー量を減らし、結果として気温を上げる働きをする。これらを温室効果ガスと呼び、現在進行中の地球温暖化問題の原因として注目されている。地球誕生時には大気中に二酸化炭素が大量に(0.1気圧ないし10気圧相当)存在したとされており、人類が出現して産業革命に至るまでの間、増減を繰り返しながらも減少する傾向が続いていたと考えられている(地球温暖化の原因#影響要因としくみも参照)。

氷床による光の反射:白い氷床は太陽光の反射率(アルベド)が非常に高く、入射した太陽光のエネルギーがそのまま宇宙空間へ流出する。その結果、地表の一定以上の範囲が氷に覆われると寒冷化は急激に加速する。逆の場合も成立し、氷床が減ってゆくと相乗的に気温が上昇する。


二酸化炭素量が変化する要因

大気中の二酸化炭素比率は現在0.04%程度であるが、スノーボールアースの開始時にはその値は0.01%、終了時には約10%に達したと推定されている。二酸化炭素の増減要因には下記のものがある。

二酸化炭素の増加要因:二酸化炭素は火山ガスにより常時大気中に供給されている。火山活動は活発な時期には二酸化炭素の供給量が増加する。

二酸化炭素の減少要因:減少要因は生物的要因と地質的要因の2種類がある。


女性限定!マヂ売れすぎ
アソコ専用ソープ!最後の半額

[次ページ]
[オプション/リンク一覧]
[記事の検索]
[この項目を更新]
[おまかせ表示]
[トップページ]
[ニュースをチェック!]
[列車運行情報]
Size:17 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki