入格
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入格(にゅうかく)とは、「の中へ」を表現するである。独立の格としてはウラル語族のうちフィンランド語ハンガリー語などにあり、広い意味で「処格」と呼ばれる格の一種である。

例:「家」→「家の中へ」

ハンガリー語 haz → hazba

エストニア語 maja → majasse または majja

フィンランド語 talo → taloon

またインドヨーロッパ語族でも、古いリトアニア語にある。現代標準リトアニア語ではあまり使われないが、一部の方言などに残っている。

フィンランド語の入格形は、強階程で語尾が母音の場合は直前の母音+nである。(フィンランド語の入格形は常に強階程である)



talo+o+n=taloon(家)

katu+u+n=katuun(通り)

koti+i+n=kotiin(家)

語尾が子音の場合はその子音を消去し直前の母音+seenである。



kaunis-s+i+seen=kauniiseen(美しい)

主格形が弱階程の場合は強階程にして直前の母音+seenである。((強階程)はその単語を強階程にするという意味)



liite(強階程)+e+seen=liitteeseen(付録)

なお、直前が子音である場合はその子音を消去する。



hidas(強階程)-s+a+seen=hitaaseen(遅い)

kangas(強階程)-s+a+seen=kankaaseen(問題)
カテゴリ:

更新日時:2008年8月30日(土)06:04
取得日時:2008/09/24 15:15


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki