光瀬龍

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光瀬 龍(みつせ りゅう、1928年3月18日 - 1999年7月7日)は日本SF作家。本名は飯塚 喜美雄[1]
目次

1 人物

2 略歴

3 作品リスト

3.1 小説

3.2 漫画

3.3 ノンフィクション


4 脚注

5 関連項目

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人物

東京都生まれ。岩手県胆沢郡前沢町(現・奥州市)育ち[2]東京教育大学理学部文学部卒業。

ペンネームは、光瀬が愛読していた作家である井上靖が1954年に発表した短編小説「チャンピオン」[3]の登場人物のボクサーの名前から。なお、それ以前は「菊川善六」名義で主に詩を書いていた。

代表作は、阿修羅王ナザレのイエスらの神話的闘争を描いた『百億の昼と千億の夜』。

哀愁と虚無感に満ちた独特の文体は「光瀬節」として知られ、多くのファンを魅了した。

作風は幅広く、「宇宙年代記」と総称される一群の宇宙SFをはじめとして、いわゆる架空戦記を含めた歴史改変ものを中心とする歴史小説・時代小説との積極的融合をはかったSF作品や、ジュブナイルSF、時代小説、歴史エッセイ、科学エッセイ、漫画作品の原作など多岐に渡っている。

また、在野の自然観察家としての知見を生かして動物の生態観察にもとづいた一連のエッセイや野鳥図鑑などを執筆している。

漫画『ロン先生の虫眼鏡』の主人公ロン(龍)先生のモデルは、原作者である光瀬本人である。

その創作家としての輝かしい活動歴とは裏腹に、 『SFマガジン』第1回SFコンテストでの奨励賞受賞を唯一の例外として、およそ文学賞の受賞とは、SF作品を対象とした星雲賞を含め生涯無縁であった。

没後、その功績を称えて日本SF作家クラブより第20回日本SF大賞特別賞が贈られた。


略歴

1949年 - 岩手県立一関第一高等学校(旧制一関中学)卒業。

1953年 - 東京教育大学(現・筑波大学)理学部動物学科卒業。卒業後、同校哲学科に学ぶ。

1958年 - 東京都内の女子高校[4]で生物と地学を教える傍ら、SF同人誌宇宙塵』に参加。

1961年 - 『SFマガジン』第1回SFコンテストにて『シローエ2919』で奨励賞受賞。

1962年 - 『SFマガジン』5月号に『晴の海 1997年』で本格デビュー。

1967年 - 『百億の昼と千億の夜』、『夕ばえ作戦』刊行。

1974年 - 『夕ばえ作戦』ドラマ化(NHK:少年ドラマシリーズ)。

1977年 - 『百億の昼と千億の夜』マンガ化(『週刊少年チャンピオン』連載。萩尾望都画)。

1983年 - 『平家物語』全8巻刊行開始(第2巻より『野生時代』誌上掲載後に単行本化。1988年、最終巻刊行)。

1999年 - 7月7日没(享年71)。


作品リスト


小説

宇宙年代記シリーズ

シティ0年

ソロモン1942年

晴の海1979年

墓碑銘2007年

氷霧2015年

オホーツク2017年

パイロット・ファーム2029年

幹線水路2061年

宇宙救助隊2180年

標位星2197年

巡視船2205年

流砂2210年

落陽2217年

市2220年

戦場2241年

スーラ2291年

エルトリア2411年

シンシア遊水地2450年

流星2505年

西キャナル市2703年

連邦3812年

カビリア4016年

カナン5100年

辺境5320年


たそがれに還る

喪われた都市の記録

百億の昼と千億の夜

夕ばえ作戦

暁はただ銀色

異次元海峡

立ちどまれば・死

作戦NACL

北北東を警戒せよ

寛永無明剣

SOSタイムパトロール

征東都督府

秘伝宮本武蔵

東キャナル文書

宇宙航路

幻影のバラード

かれら星雲より

新宮本武蔵

所は何処、水師営

平家物語

吹雪の虹

オーロラの消えぬ間に

紐育、宜候

銹た銀河

宮本武蔵血戦録


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki