光ディスク(ひかり-)は、光学ドライブ装置を使い、光(半導体レーザー)の反射により情報を読み書きする記録媒体である。
目次
1 概要
2 普及
3 寿命
4 光ディスクの種類
4.1 第1世代
4.2 第2世代
4.3 第3世代
4.4 第4世代
5 光磁気ディスク
6 光ディスクのケース
7 規格争い
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材料には、ポリカーボネート、ポリメタクリル酸メチル、エポキシ樹脂、環状オレフィン樹脂、ポリ乳酸などが用いられている。
レーザー光の反射によって保存された情報を読みこむ点では共通してはいるが、メディアの種類によって記録層(情報を記録する面)に用いられる材質および記録方式は異なる。生産工場であらかじめ情報が書き込まれているもの(所謂プレス版)は、薄い金属箔にピットと呼ばれる無数の小さい凹みを設け、このピットの並ぶパターンにより情報を記録している。一度だけ書き込みが可能なCD-RやDVD-Rなどは、金属箔に有機色素が塗られており、これをレーザー照射によって化学変化させて情報を記録している。何度も書き換えが可能なCD-RWやDVD-RWなどはアモルファス材を使い、レーザー照射でアモルファス材を結晶化して情報を記録している。
光を使って読み書きするので、埃や指紋の付着によるデータの読み出しに対する悪影響が磁気ディスクよりは少なく、磁気によるデータ損失の影響もないので、リムーバブルメディアとして使われることが多い。 しかし、記録密度の限界が半導体レーザーの波長で決まるので、ハードディスクよりも密度を上げることは難しい。
最初に市場に登場した光ディスクは、1960年代から研究が進められ1980年に発売されたレーザーディスクである。レーザーディスクにはビデオ信号をアナログデータのまま記録されていて、デジタルデータを記録する後発の光ディスクとは性質が異なる。
光ディスクは、取り扱いの便利さ、大量生産の容易さ、製造コストの安さなどで、従来の媒体を置き換える形で普及してきた。レコード→CD、カセットテープ→MD、ゲーム機のROMカセット→CD-ROM、ビデオテープ→DVD、などがその例である。もっとも、普及に弾みをつけるには、決定的に魅力のあるコンテンツ(キラーコンテンツ)の存在が欠かせない。
光ディスクは大容量化が難しいので、コンピュータ用バックアップ装置などでは磁気テープ(DAT)を置き換えるにはいたっていない。カムコーダでは2006年9月にDVDメディアを使った製品のシェアがDVテープを逆転したと報道されたが、同時にハードディスクドライブ搭載機種も増えている。また、書込みが容易ではないので、パソコンの外部記憶装置やビデオレコーダーでは、磁気ディスクであるハードディスクが主に用いられている。他方、前述の書換の難しさとともに、機械的にディスクを回転させることで信頼性が低く読込に時間がかかるので、ポータブル音楽プレーヤーやデジタルカメラ、携帯ゲーム機等にはフラッシュメモリが用いられる場合が多く、こうした分野ではMDがフラッシュメモリにとってかわられるなど光ディスクは淘汰される傾向にある。
光ディスクは一般的に長寿命であり、製造時の品質にも左右されるが、適切な取り扱いおよび保存行為をしていれば最長で100年、多少雑に取り扱っても劣化を進める要素(直射日光(紫外線)、高い温度、強い湿気など)に積極的に晒さなければ10年〜30年は保存しておくことが可能とされており、さらにヘッドが非接触であるため、読み込み動作によるメディア劣化の懸念要素がなく、長期間データを保存するのに向いているメディアであると言える。なお、音楽用CDが出回り始めた当時は半永久的に保存が可能とされていた事もあったが、前述の通り寿命は確実にある。
主に1980年代に登場し、記録・再生に赤外線半導体レーザーを使用する。