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先延ばし(英:procrastination)は、するべき行動を遅らせることで事態が悪くなると予想される場合ですら、合理的理由無く意図して遅らせる態度、振る舞いのことである。
この振る舞いは社会全体のどこにでも存在し、誰にでも問題の解決をある程度引き延ばすことはあるが、慢性的にそうした行動を取ることにより顕著な遅延を示す人々がおり心理学の解析対象となっている。先延ばしする人は、するべき行動に背を向け別のより愉快な(あるいはそれほど不愉快でない)活動を好むことが多い。
典型的な遅延は、期待される行動に苦痛あるいは不快、すなわちストレスが伴う場合引き起こされる。 これは重労働や厳しい練習で経験されたような肉体的なストレスのこともあるし、あるいはフラストレーションや不安等の心理的ストレスのこともある。
するべき課題またはその課題が必要となる状況は、危険な、苦痛な、圧倒的な、困難な、退屈な、不快な、または退屈なもの、すなわち不愉快であると感じられるかもしれないが、それがストレスの多い状況である。 ひとたび習慣化すると、先延ばしはいつでも起こりうる。
さらに先延ばしはうつ病やADHD(注意欠陥多動性障害)のような精神疾患や発達障害の症状の一つでもある。もしそれらが原因であった場合、適切に対処されれば先延ばしを減らすことができるかもしれない。
伝統的に心理学の分野では、先延ばしは完璧主義(自分の能力を否定的に評価する傾向)と関連付けられていた。 しかしながら最近の研究によると、「完璧主義者」は“事態の遅延=状況の悪化”と理解すると、先延ばしを避ける傾向にある者を指し、先延ばしは「完璧主義者の不完全形態」とされることが多い。
目次
1 先延ばしの特徴
1.1 誤判断としての先延ばし
1.1.1 誤判断と怠惰
1.1.2 誤判断とレジャー
1.2 注意散漫としての先延ばし
1.3 恐怖症としての先延ばし
1.4 悪習としての先延ばし
1.5 複合様式としての先延ばし
1.6 病気としての先延ばし
2 先延ばしの原因
3 先延ばしを克服する
3.1 感情のコントロールの改善
3.1.1 態度の調整
3.1.2 ストレスへの耐性を高める
3.1.3 気分のコントロールを強化する
3.2 思考を改善する
3.2.1 注意力を増やす
3.2.2 合理的に考える
3.2.3 問題解決の技能を向上させる
3.3 自己管理技能を獲得する
3.3.1 スケジューリング
3.3.2 タスクを一般的なやることリストに織り込む
3.3.3 タスクに優先順位をつける
3.3.4 日々のタスクリストを作る
3.3.5 日誌をつける
3.4 習慣を変える
3.4.1 21日の法則
3.4.2 変えるべき習慣を特定する
3.4.3 替わりとなる習慣を学ぶ
3.4.4 依存を止める
3.5 問題解決の技能