佐藤 寿也(さとう としや)は、満田拓也の漫画作品『MAJOR』及びそれを原作とするアニメ『メジャー』に登場する架空の人物。
アニメでの声優は大浦冬華(〜小学生)、森田成一(中学生〜)。
目次
1 プロフィール
2 人物
3 来歴
4 関連項目
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プロフィール
ポジション:捕手
投打: 右投右打
背番号
12(横浜リトル)
2(友ノ浦中、海堂高校)
13(東京シャイアンズ)
24(W杯日本代表)
誕生日:9月9日
血液型:AB
身長/体重175cm.64kg
吾郎の最初の野球友達で、終生のライバルであり、唯一無二の親友である強肩強打の天才捕手。冷静沈着な性格で頭脳明晰、緻密なリードで相手を翻弄するが、「策士策におぼれる」こともある。普段は心優しく吾郎の良き理解者である反面、吾郎と敵対するときには底意地の悪さを発揮する。横浜リトルから横浜シニアへ行かず、友ノ浦中学校の軟式野球部にいたこと以外は、野球人としてエリートコースを歩んでいると言え、常に逆境へ身を置いている吾郎とは対照的。性格面・環境面において、何かと吾郎とは正反対であるが、野球に対する思いは二人とも同じであり、そのことが二人を強く結び付けている。良くも悪くも現実主義であるため、稀に冷酷すぎる言動があり、一時的に吾郎と対立したり吾郎の感情を逆撫ですることがある。しかしそうした挑発的な言動・行動は結果的に吾郎の闘志を引出すことになる。吾郎の闘争心はプラスに働くと恐いが、一旦傾き始めると止め処なく崩れるという諸刃の剣であると評しているが、同じことは寿也の頭脳作戦にもいえる。事実、吾郎との対戦では序盤はほぼ寿也の思惑通りに事が運ぶが、冷静さを取戻した吾郎の前には全くといっていいほど寿也の策は通用しなくなる。一見すると天才肌で吾郎と比べるとそれほど努力していないように映るが、その実誰よりもストイックで吾郎にも引けをとらない努力家である。
家族が、自分一人を残して夜逃げした事がトラウマとなっており、中学時代には性格に歪みをもたらしていた。特に進路に関しては、常に学年1・2位の成績にも関わらず、世話をしてくれている祖父母の負担にならないように、また自分を捨てた家族を見返したいという思いから、最も効率的にプロ野球選手になるべく海堂高校の特待生になることに異常な執念を燃やし、進路指導時に担任が恐れを感じることもあった。
本作中では屈指の強打者で、ホームランバッターであり、ここ一番では必ずホームランを打ち放っている、 すごいバッターである。
来歴
幼稚園編
母親に勉強を強制されていた幼少時に吾郎に出会い、野球を教わる。
リトルリーグ編
本田茂治の死後吾郎は引っ越したため会っていなかったが、4年生のときに名門・横浜リトルに入団し再会。三船リトル戦ではマスクをかぶる。卓越した戦術で、下級生ながらも捕手として上級生をリードしてチームを勝ち進める。小学校6年生の修学旅行中、父親の会社の倒産により両親が妹・美穂だけを連れて夜逃げし、以後祖父母に育てられる。両親に捨てられたショックから一時は野球ができないほどの精神状態になる。
三船東中学校編
友ノ浦中野球部に入部し、キャプテンを務める。そして三船東中学に転校してきた吾郎と再会。サウスポーに転向した吾郎の球のキレのなさを指摘し、吾郎が壁を破るきっかけを作る。自分のせいで働いている祖父母に楽をさせたいと名門・海堂高校の特待生を目指していたが、海堂のスカウト・大貫が吾郎と寿也を天秤にかける行動に出たため、地区大会で対戦した際に「負けた方が海堂進学を諦めよう」と賭けを持ちかける。序盤は巧みな心理攻撃により優位に立つが、小森に諭され冷静さを取り戻した吾郎に苦戦する。寿也のリードと三船東の粘り強い追い上げのために疲弊した投手に代わり、自らもマウンドに登るがこれが直接的な原因となり、吾郎・山根にサヨナラ本塁打を打たれ敗戦。これは寿也の投げる球が以前の吾郎同様、キレのない棒球であったからである。寿也が吾郎のキレのなさに瞬時に気づき指摘できたのも、何より寿也自身自分の球にキレがないことを分かっていたからである。そして、共に海堂(一応、市立三船高を打診)を倒そうと決意したものの、海堂付属中の眉村に19-0と完敗した吾郎は、自分を磨こうと海堂を行くことを決心する。吾郎に共に行こうと誘われたが、高い学費から祖父母の負担を想い、苦悩する寿也を祖父は諭し、寿也も海堂進学を決心する。
海堂学園高校編
海堂のセレクションを受け吾郎と共に合格。その後夢島での猛練習に耐え抜き、二軍に昇格。そして特待生組との歓迎試合では眉村からサヨナラホームランを放った。その後、マニュアルに反抗する吾郎を辞めさせようとする二軍監督らに反発するも、江頭に認められ退部を免れる。しかし、それが江頭の陰謀だと知る無二の親友・吾郎が海堂を辞めると言い放ったとき、裏切られたと被害妄想を抱く。吾郎が海堂を辞める最後の一軍との試合では、乗り気ではなかった(吾郎とバッテリーを組んで甲子園優勝を夢見ていたのに吾郎が海堂を辞めると言い出したから)ものの、吾郎の存念を知り心を打たれ、この試合に勝って吾郎とライバルになることが自分のためでもあると認識を変えホームランを打つ。ただ寿也としては海堂で吾郎とバッテリーを組むことで甲子園優勝を夢見ていたため、表面的には吾郎を快く送り出したが、心底納得していたかは定かではない。だが海堂で鍛えられることで吾郎の大きな壁となり、吾郎の成長を大きく促すことになり、ひいては寿也自身の成長にもつながった。
聖秀学院高校編
4番・捕手として海堂高校を引っ張り、春の甲子園では優勝。そして3年夏の県大会で吾郎と3度目の対決で文字通りの死闘の末についに勝利。一時的に吾郎を意識していない様な素振りを見せていたが、これは吾郎や聖秀を見下しているからではなく、日本屈指の過酷かつ整った環境で鍛えたことからくる自信の表れであった。当初は海堂の完璧なマニュアル野球と巧みなリードや事前の研究により余裕で勝てるものと踏んでいたが、吾郎のみならず聖秀の底知れぬ闘志と奮闘に苦戦を強いられる。また吾郎を陥れようとする江頭に造反したために、チーム内に不協和音が生じたが最終的にはチームもそれに続いた。終盤では足を痛めながらも圧倒的なピッチングをする吾郎のすごさを再び認めた。その後、夏の甲子園でも優勝を飾り春夏連覇を成し遂げる。進路については自分が巨仁に指名されるも、怪我のために吾郎がどこの球団からも指名されないのではないかと心配していたが、吾郎が指名されたことを知るやそれを涙目で喜ぶなど心優しさをのぞかせている。
ワールドカップベースボール編
ドラフト会議で巨仁(アニメでは東京ウォリアーズ)に1位指名され入団。1年目で打率3割をマーク。守備でも怪我の矢部(アニメでは矢田部)にかわり正捕手を務め、巨仁の優勝に貢献し、新人王を獲得。吾郎の誘いでヤングジャパン入りを志願してオールジャパンとの練習試合に出場し、実力を認められ野球W杯日本代表入りする。当初はDHで起用されたが、代表正捕手の堂島の故障で急遽捕手で試合に出ることになり、公式戦では初めて吾郎とバッテリーを組む。大会中、応援に来ていた妹・美穂と偶然再会。両親に捨てられたトラウマを思い出して卒倒するが、逆に過去を克服する契機とする。W杯では攻守ともに非常に大きな貢献を果たした。
関連項目
MAJOR
MAJORの登場人物
表・話・編・歴MAJOR
メディア展開アニメ - 劇場版
登場人物人物一覧 - 本田(茂野)吾郎 - 佐藤寿也 - 清水薫 - ジョー・ギブソン