伯爵(はくしゃく)とは爵位の一つである。日本の華族制度で採用されていた「五爵」の第3位。侯爵の下位、子爵の上位に相当する。古くは中国での名称で、のちに近代の日本の華族やヨーロッパ・ロシアの貴族の階級を表す訳語として用いられた。
目次
1 西欧との対応
2 日本の旧華族
3 日本の伯爵家
4 関連項目
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西欧との対応
伯爵と訳されることがある西欧の爵位
Count - 主にロマンス諸語圏における伯爵相当
Earl - 英国およびデンマークにおける伯爵相当
Graf - ドイツ(神聖ローマ帝国)およびゲルマン諸語圏における伯爵相当
辺境伯 Markgraf
宮中伯 Pfalzgraf
方伯 Landgraf
城伯 Burggraf
など、ドイツではGrafと付く爵位は多数あるが、地位はそれぞれ異なる。
日本の伯爵家
皇族臣籍降下の際には降下前に所属していた宮家から二人目以降の降下である場合、伯爵が与えられる場合もあった
伏見宮系 - 清棲家、伏見家
北白川宮系 - 上野家、二荒家
山階宮系 - 鹿島家、葛城家
久邇宮系 - 東伏見家、宇治家、龍田家
公家大納言マデ宣任ノ例多キ旧堂上(中納言任官直後に大納言に上った家)
大臣家 - 嵯峨家(後侯爵)、三条西家、中院家
堂上家 - 飛鳥井家、姉小路家、油小路家、正親町家、勧修寺家、烏丸家、甘露寺家、滋野井家、清水谷家、清閑寺家、園家、中御門家(後侯爵)、庭田家、橋本家、葉室家、東久世家、日野家、広橋家、坊城家、松木家、万里小路家、室町家、山科家、冷泉家、鷲尾家、柳原家
陞爵 - 大原家(大原重明)、沢家(沢宣嘉)、壬生家(壬生基修)
武家徳川旧御三卿、旧中藩知事(現米五万石以上)
御三卿 - 清水徳川家(後爵位返上)、田安徳川家、一橋徳川家
大名家 - 備後福山藩阿部家、筑後久留米藩有馬家、近江彦根藩井伊家、出羽米沢藩上杉家、筑前小倉藩小笠原家、豊前中津藩奥平家、播磨姫路藩酒井家、出羽庄内藩酒井家、若狭小浜藩酒井家、筑後柳河藩立花家、伊予宇和島藩伊達家(後侯爵)、陸奥仙台藩伊達家、陸奥弘前藩津軽家、伊勢津藩藤堂家、美濃大垣藩戸田家、豊後岡藩中川家、陸奥盛岡藩南部家、伊予松山藩久松家、下総佐倉藩堀田家、越中富山藩前田家、越前福井藩松平家(後侯爵)、出雲松江藩松平家、上野前橋藩松平家、讃岐高松藩松平家、越後新発田藩溝口家、大和郡山藩柳沢家、対馬厳原藩宗家、肥前平戸藩松浦家
陞爵 - 肥前大村藩大村家、石見津和野藩亀井家、信濃松代藩真田家、日向佐土原藩島津家、信濃龍岡藩大給家