伊勢堂岱遺跡(いせどうたいいせき)は、秋田県北秋田市(旧鷹巣町)脇神にある遺跡である。
目次
1 概要
2 特徴
3 経緯
4 関連項目
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秋田内陸縦貫鉄道の小ヶ田駅の南方の小川をこえた台地の上にある縄文時代後期前半の遺跡である。 保存状態が良く、学術的な価値が高いことから2001年1月、国指定史跡となった。伊勢堂岱遺跡 ストーンサークルA
縄文時代後期の遺跡で、A?Dの4つのストーンサークルや掘立柱建物跡、土坑墓、土器埋設遺構、捨て場、フラスコ状土坑、日時計型組石などから構成されている。
4つのストーンサークルからやや離れた場所に、日時計型組石が数個ある。これは大湯環状列石と同じように、この組石の中心からストーンサークルAを見ると、夏至の日に太陽が沈む位置とだいたい一致する。ストーンサークルAは直径が約32mで上空からの平面形がメロンのような形をしており、つるの部分が特徴的である。祭祀の際の特別の通路として機能していたのではないかとの指摘もある。 ストーンサークルBは円ではなく欠けた弧状をしており、これは国鉄阿仁合線(現在の秋田内陸縦貫鉄道)の建設時に壊されたものであると考えられる。または、未完成のストーンサークルだとする見解もある。 最大のストーンサークルCには石を縦横に組み合わせた構造もあり、これは、青森市の小牧野遺跡の小牧野式配石と呼ばれるものと共通する珍しい配石である。直径が45mもあり列石の輪が三重になっている。周囲には6本柱の掘立柱建物跡があり、これは大湯環状列石にも共通するものである。
新たに発見された直径約36mのストーンサークルDは現在発掘中である。
立石(日時計様組石)や列石に建物が附属する点では大湯環状列石との共通点があり、また、小牧野式配石もみられる本遺跡は、同一遺跡のなかで異なる文化要素をあわせもっている点で着目される。
ストーンサークル近くの沢やフラスコ状土坑からは板状土偶やヒョウタン型土器、キノコ型土製品なども発見されており、捨て場や貯蔵穴の墓への転用が考えられる。土坑墓には土器や石器が供えられていることが多く、共同墓地と個人用墓地との関係や再葬の可能性などについては、今後もひきつづき検討を要する。伊勢堂岱遺跡 日時計型組石
この遺跡は大館能代空港へのアクセス道路建設の際に発見された。遺跡を埋め戻すことも考慮されたが、遺跡の重要性からアクセス道路の進路を曲げて、この遺跡を保存しさらに発掘することを決定した。
関連項目
環状列石
カテゴリ: 秋田県にある国指定の史跡 | 日本の考古遺跡 | 北秋田市
更新日時:2008年6月20日(金)12:33
取得日時:2008/09/08 04:11