仮名_(文字)
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仮名
類型:音節文字
言語:日本語アイヌ語、かつての琉球語 (本文解説も参照)
時期:平安時代-現在
親の文字体系:漢字
仮名
Unicode範囲: ⇒U+3041-U+309F - 平仮名
U+30A1-U+30FF - 片仮名
U+31F0-U+31FF - 片仮名表音拡張

仮名(かな)とは、漢字をもとにして日本で作られた文字で、平仮名(ひらがな)や片仮名(かたかな)、万葉仮名などの種類がある。「ふりがな」の略の意味でも用いられる。

仮名と呼ばれるようになったのは、漢字を真名(まな、真字)といったのに対応してのものである。古来「かりな」と読み、それが「かんな」「かな」と転じた。「仮名」を「かな」と読むのは、重箱読みではなく、常用漢字表付表で認められた熟字訓である。

仮名は表音文字であり、基本的に1字が1音節をあらわす音節文字である。
目次

1 一字一音とその例外

2 その他の仮名

3 日本以外における仮名

4 和字

5 関連項目

6 外部リンク

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一字一音とその例外

現代仮名遣いでは、音韻論上、すなわち日本語を母語とする話者の一般的な認識では一部の例外を除いて1字1音である。その例外は「は」と「へ」で、「は」は/ha/および/wa/、「へ」は/he/および/e/と発音される。なお、「お」と「を」、「じ」と「ぢ」ならびに「ず」と「づ」はそれぞれ同一音の/o/、/ji/ならびに/zu/と認識・発音される。ただし、音声学上は現代仮名遣いであっても以下に述べるように1字1音であるとは限らない。

「か」「が」は[kwa][gwa]と発音することがある。

「しょうかい」の「う」は前の音をのばすことを示し、[u]と発音しない。

「ていか(低下、定価)」の「い」は話者により前の音をのばす場合と[i]と発音する場合とがある。

「しんまい」の「ん」の発音は[m]、「あんがい」の「ん」の発音は[?] で、「あんない」の「ん」の発音は[n]である。また、「はんえい」「かんわ」「こんや」などの「ん」の発音は後続音と同一の調音点を持つ鼻音化した接近音、鼻母音である。

「ごご(午後)」の前の「ご」は破裂音の[go]であるが、後ろの「ご」は話者により破裂音の[go]と発音する場合と鼻音の[?o] と発音する場合とがある。

「こくさいれんごう(国際連合)」の「く」や、「〜です」「〜ます」の「す」、「えきしゃ(易者)」「れきし(歴史)」の「き」では、母音の/u/や/i/が無声化することがある。


その他の仮名

現代の表記に用いられない仮名の変種を、変体仮名という。

ブルボン朝フランスの『百科全書』にも紹介されているが、そこでは「平仮名」「片仮名」の他「山城仮名」なるものが紹介されている。


日本以外における仮名

琉球王国は、日本以外で仮名を公文書に採用した唯一の国であった。琉球語の標記に漢字仮名交じり文を用いた。

2000年1月20日に制定されたJIS X0213:2000「7ビット及び8ビットの2バイト情報交換用符号化拡張漢字集合」ではアイヌ語表記用の文字が追加された。Unicodeには3.2から採用されている。

日本が台湾を日本の一部として統治していた時代、仮名を用いて、台湾語客家語高砂族の言語を表記する方法が考案され、使用された。台湾語仮名を参照。


和字

漢字に対し、片仮名、平仮名のことを和字(わじ)とも言う。ただし、和字は和製漢字を意味する事もある。


関連項目

言語学 - 文字 - 表音文字 - 音節文字 - 仮名

歴史的仮名遣

現代仮名遣い

中古日本語

変体仮名

ひらがな・カタカナ地名

日本における漢字

日本語の表記体系


外部リンク

仮名練習帳 (PDF)
カテゴリ: 音節文字 | 日本語 | 仮名 | アジアの文字

更新日時:2008年6月24日(火)16:22
取得日時:2008/07/02 18:31


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Smilegreen