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今上天皇(きんじょうてんのう)は、その時点において天皇として在位している人物を指す呼称。
2008年(平成20年)6月現在の今上天皇は昭和天皇の第一皇子で諱(いみな)は明仁(第125代)。
目次
1 今上天皇の呼称について
2 「元号+天皇」という呼称について
3 現在での用例
4 関連項目
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今上は、「いまのうへ」というやまとことばを漢字で書いたもので、漢語由来の『聖上』と同じように、現在の帝を意味する語である。当今(とうぎん)ともいう。 日本では、敬意を示すものについてはっきりした言い方を持たない文化があり、当代の天皇の呼称もあまり発達しなかった。しかし、大正天皇や昭和天皇と並べて表記したい場合に、「今上」もしくは「今上陛下」では言葉のすわりがよくないことと、「今上天皇」と表記すると語感から客観的な表現に感じられるため、中立を求められる表現の中で使用される頻度が高くなってきた。また美智子皇后も「今上陛下」と公の場では呼んでいる。
天皇の敬称は、諸国の国王・女王と同様に「陛下」が使われている(皇室典範で規定)が、今上天皇陛下とは言わず、今上陛下、天皇陛下もしくは陛下、現在では殆ど使われていないが帝(みかど)とのみ呼ばれる。また、明治天皇、大正天皇、昭和天皇などの呼称は、それ自体に敬意が込められた追号であるため、昭和天皇陛下とも言わない(口頭では「昭和の天皇陛下」という言い方をされることがあるが、この場合の「昭和」は「昭和時代」の意であると解される)。
一部の出版物及び印刷物において、敬称を用いない三人称として「平成天皇」が用いられる事も多い。これは、戦後、生前の昭和天皇を「今上天皇」と表現せず「昭和天皇」と表記した事が始まりとされる。
「平成天皇」という呼称は当人の死後の追号・諡号の形式であるところから、これを生前に使用することは正しいとはみなされておらず、使用を避ける傾向がある。だが、逆に間違った表現ともされていない。
現在、日本の一般市民もマスメディアも「今上天皇」と言う呼称を用いる事は少ない。メディアなどは「天皇陛下」と呼称するが、一般には「天皇」という呼称が用いられることが多い。ただ、歴史的話題で複数の天皇が話題に上がっている場合、口語として「今の天皇」もしくは「今の天皇陛下」と言うことがある。
また、外国では「The emperor ****」と呼ばれることから「名前+天皇」の用例がある(例『ラストエンペラー』での「裕仁天皇」)。国内でも同様の用例は見られるが、名指しは天皇に特別な敬意を示さない意思表示として受け取られる場合も多い(諱、天皇制廃止論を参照)。
テレビや新聞記事では用いられていないが、天皇の呼称に統一性を持たせる意味や明治以降の「元号=天皇の呼称」という規則(一世一元の制)に倣う意味で「平成天皇」と呼ぶ人もいる。「平成天皇」の呼称をよく用いる有名人には、古舘伊知郎などがいる(ただし、前述の「元号+天皇の整合性」に配慮したものではなく、単に古館の学識不足によるものとの意見もある)。
テレビや新聞で「平成天皇」という呼称が用いられないのは、前述したように「追号になるはずの“平成天皇”を存命中に用いるのは不敬」という考えに起因するからだと考える人はいわゆる保守派を中心にして多い。しかし皇室関係の話題については議論、特に否定的な意見を出すべきではないという風潮(菊タブーなどを参照)があると考える人もおり、そうしたいわゆる革新系の人々からは「不敬に当たるかあたらないか」の議論はもとより「一世一元の制の下では元号は天皇の呼称と同一であるから平成天皇という呼び方がすなわち不敬にあたるというのは早計である」という意見の下に「平成天皇」という呼称を改めて持ち出しづらい風潮があること自体に注意が必要だという主張も聞かれ、意見が分かれるところである。
歴代天皇一覧
1 神武2 綏靖3 安寧4 懿徳5 孝昭6 孝安7 孝霊8 孝元9 開化10 崇神
11 垂仁12 景行13 成務14 仲哀15 応神16 仁徳17 履中18 反正19 允恭20 安康
21 雄略22 清寧23 顕宗24 仁賢25 武烈26 継体27 安閑28 宣化29 欽明30 敏達