人民行動党(じんみんこうどうとう The People's Action Party 略称:PAP、中国語: 人民行?党、マレー語: Parti Tindakan Rakyat)はシンガポールの政党、現在の与党(2007年現在)である。
独立以来一貫して与党の座にあり、開発独裁体制のもとシンガポールを現在の経済大国に成長させたが、独裁的体制を現在も維持している。その強圧的・管理的な政策により、国民からは「PAPとは『(税金を)払え、払え(Pay And Pay)』の略である」と揶揄されている。
イギリスからの留学帰りの弁護士であるリー・クアンユーが労働組合のリーダーである、リム・チンシオン、フォン・スイスァンなどど協力し、1954年に結成。当時の市民の大半は、自らの利益を代弁する労働組合のリーダーを支持しており、ケンブリッジ大学を卒業したリーは、民衆の支持を勝ち取るために、リムやフォンを利用したと見られている。しかし、党内や国内でリーら英語教育を受けたグループが勢力を拡大するにつれて、二つのグループが軋轢を強める。やがて、反共という時代の流れもあって、リムやフォンらは離党する。
マレーシアを追い出される形で独立したシンガポールは、リー・クアンユーの指揮のもと、事実上の人民行動党一党独裁(ヘゲモニー政党制)を確立、現在もその体制を維持している。労働者党など他の左派野党を認めているが、演説会場への警察官配置、野党候補を当選させた選挙区への冷遇、与党政治家の政策を批判した者を個人的な名誉毀損にすり変えての刑事処分などの手法で独裁政党の地位を確保している。 人民行動党による独裁批判を止めない者には国内治安維持法が用意され、無期限に収監されることになる。「アジアにはアジアの価値観があり、欧米流の人権や民主主義はシンガポールには馴染まない」というのが、よく使われる理由である。 シンガポールの国会に占める議席数は82/84(07年現在)であるが、このような一党支配体制の裏には、野党議員の当選を阻むような選挙区制度が存在する。シンガポールの選挙区制選挙はいわゆる「勝者総取り」で争われ、野党議員が当選しづらい仕組みになっている。
書記長はリー・クアンユー、ゴー・チョクトン(1992年就任)を経て、04年からはリー・シェンロン。代々の書記長がシンガポールの首相となっている。
なおシンガポール独立後に人民行動党のマレーシア内組織は民主行動党を結成し、現在も実質友党となっている。
外部リンク
⇒公式サイト(英語)
表・話・編・歴 シンガポールの政党
国民団結党 ? 人民行動党 ? シンガポール民主連盟(シンガポール・マレー民族組織、シンガポール人民党) ? シンガポール民主党 ? シンガポール労働者党 ? 民主進歩党
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カテゴリ: シンガポール関連のスタブ項目 | シンガポールの政党
更新日時:2008年8月20日(水)14:04
取得日時:2008/09/06 21:28