二クロム酸カリウム 二クロム酸カリウム(にクロムさんカリウム、potassium dichromate)は K2Cr2O7 という組成を持つ無機化合物で、橙赤色の固体。板状の結晶。重クロム酸カリウムとも呼ばれる。クロムの酸化数が6で、いわゆる六価クロムのひとつであり、環境への負荷が大きい物質である。また、毒物及び劇物取締法により劇物に指定されているほか、消防法により第一類危険物(酸化性固体)に指定されている。式量は 294.19 で CAS登録番号は [7778-50-9]。水に可溶、エタノールに不溶。 酸化力が強く第一級アルコールやアルデヒドをカルボン酸に変えるほか、第二級アルコールをケトンに変える。欧米では化学的酸素要求量 (COD) を計測する際の試薬としても用いられる。他には鍍金や酸化剤として火薬に含まれる等、様々な利用方法がある。 かつては硫酸と混合したものを、その強力な酸化性を生かして実験機器の洗浄などに用いた。しかし毒性や環境負荷・廃液処理の煩雑さなどの問題が指摘された結果今日ではこの用途での使用が忌避され、特別な場合にしか使用されなくなっている。廃液処理は主に還元剤によって酸化数を+3とすることによって行われている。
IUPAC名
別名重クロム酸カリウム
組成式K2Cr2O7
式量294.19 g/mol
形状橙赤色固体
結晶構造
CAS登録番号[7778-50-9]
密度と相2.676 g/cm3, 固体
水への溶解度g/100 mL ( °C)
融点398 °C
沸点500 °C(分解)
出典
関連項目
クロム酸カリウム
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更新日時:2008年6月9日(月)15:46
取得日時:2008/07/21 22:23