乙一
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乙一(おついち、男性、1978年10月21日 - )は、日本小説家。本名安達 寛高(あだち ひろたか)。福岡県出身。血液型はA型[要出典]。

ペンネームは、愛用していた関数電卓機(ポケコン)の名前「Z-1」に由来する。
目次

1 来歴

2 作風

2.1 ライトノベルと乙一


3 人物

3.1 趣味・嗜好

3.2 メディア出演

3.3 交流


4 作品

4.1 単行本・文庫

4.2 単行本未収録作品

4.3 原案

4.4 映画


5 作品のメディア展開

5.1 映画

5.2 漫画

5.3 ドラマCD

5.4 ラジオドラマ

5.5 テレビドラマ


6 外部リンク

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来歴

1996年、『夏と花火と私の死体』で第6回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞集英社)を受賞し、17歳(執筆時は16歳)という若さでデビュー。選考では、栗本薫が強く推したという。以後学業の傍ら『ザ・スニーカー』などのライトノベル誌に作品を発表。

大学時代は愛知県豊橋市に居住。久留米工業高等専門学校材料工学科から編入学で、豊橋技術科学大学工学部エコロジー工学課程卒業。在学中、SF研究会所属。卒業後は1年程で東京に転居。

2002年に出版された『GOTH リストカット事件』で、第3回本格ミステリ大賞を受賞し、ライトノベルから抜け出した人気を誇った。

2004年には『手を握る泥棒の物語』がTEPCOひかり東京電力)の光ファイバーインターネットサービスのコンテンツとして映画化されたほか、2005年春に『ZOO』収録作のうちの5作品が映画化され全国の劇場で公開され、2006年秋には『暗いところで待ち合わせ』が、2007年夏には『きみにしか聞こえない』が劇場公開された。

大学時代から本名の安達寛高名義で自主映画の制作を行なっており、2004年には『ゴーストは小説家が好き』で第5回宝塚映画祭・映像コンクールに上位入選している。

2006年に、映画監督の押井守の娘であり映画ライターの押井友絵と結婚した。


作風

作品は残酷さや凄惨さを基調としたものと、切なさや繊細さを基調としたものの、2つの傾向が存在している。前者の例としては集英社から刊行された作品の多くや『GOTH リストカット事件』が、後者の例としては角川スニーカー文庫で刊行された作品の多くや『暗いところで待ち合わせ』が挙げられる。しかし最近はどちらかに偏る作品がなくなってきている。また作品とは対照的なユーモアのあるあとがきも特徴。


ライトノベルと乙一

乙一は学生時代には『スレイヤーズ』などのライトノベルを愛読していたが、後に「内容の薄さを綺麗な挿絵で誤魔化している作品が多すぎる」と感じるようになり、ライトノベルから遠ざかったという。作家としてのデビューはライトノベル作家としてであったが、「ライトノベルの存在さえ知らない人や、読書家でもライトノベルには手を出さない人が多くいることも事実である」として、『失踪HOLIDAY』『きみにしか聞こえない CALLING YOU』『さみしさの周波数』(いずれもライトノベルのレーベルである角川スニーカー文庫)の収録作から5作品を選び、新たに書き下ろし作品を加えてハードカバー化されたのが『失はれる物語』(角川書店)である。だが決してライトノベルを嫌いになったわけではなく、今でもライトノベルに対する愛着心は有り、ライトノベルのおかれている現状を憂いている。ちなみに本人は、自身の小説と比較してライトノベルが劣っているという評価を好ましく思っていない。

インタビューにおいて、特に影響を受けたライトノベル作品として麻生俊平の『ザンヤルマの剣士』シリーズを挙げている。外面的な派手さではなく、登場人物の内面を追求していくどちらかといえば地味な作風は、両者に相通ずるものがある。


人物



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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki