主権国家
ウラ写メ交換掲示板
■18歳以上「入口」■

[Wikipedia|▼Menu]
プラトンの著書については国家 (書名)をご覧ください。

国家(こっか)は、一定の領域人民に排他的な統治権を有する政治団体もしくは政治的共同体のこと。人民を含む場合と、統治機構に限定する場合がある。と同義。



目次

1 国家の語源

2 国家の概念

3 国家の起源

4 法学上の定義

4.1 国家の三要素

4.2 現代的な基準外の国家


5 社会学的な定義

6 様々な国家論

7 脚注

8 関連項目

//


国家の語源

漢語における「国家」は、諸侯が治めると卿大夫が治める家との総称で、特定の境界を持つ支配地・支配民を意味した。対語は、いかなる限定もされない支配地と支配民、つまり「天下」である。また、国家は皇帝と官僚から成る統治機構を意味した。

古代日本では、律令用語としての「国家」は天皇を意味していた。「国家」と書いてミカドと訓ずることもあった。

西欧各言語の語源: status(スタトゥス)である。: statoは「状態」という意味だが、ニッコロ・マキャヴェッリが、: lo stato「かかる(その、こうした)状態」を 「現在の支配体制」という意味に転用した。すなわち、マキャヴェリは、政治共同体がはじめにあり、次いでそれに対応した支配機構が作られるというそれまでの政治思想の想定を、近世ヨーロッパの現実に即して逆転させた。すなわち、マキャヴェリは「君主論」において「国家」における君主の有様を論じ、「政略論」においてローマ史に即して共和制国家における国民について論じた。まず支配機構たる「国家」があり、それが各々の力に応じて土地と人民を領有する。このようにして、政治共同体の要素をそぎ落として把握した支配機構がマキャヴェリのいう: statoであった。


国家の概念

現代においては、国家とは一定の領域内に住む人間集団が作る政治的共同社会を指す。また、国家の語を、語源に即して統治組織に限定して使うことも少なくない。

日本語においては、通常国民と訳される nation は、団体的側面を強調したり、他 nation との関係を強調したりする文脈で用いられるときには「国家」と訳すことがある。また、ギリシア語の politeia も国家と訳される。例えばプラトン『国家』の原書名は: Πολιτε?α(politeia)という。また、: res publicaや、 : commonwealthなども国家と訳されることがある。


国家の起源

国家の起源には諸説あり、定説はないと言っていい。それは国家が、特に現代においては、多様であり、ひとつのモデルで説明しきれないことを表している。しかし、国家を静態的ではなく、動態的に捉えることは非常に重要である。動態的な国家起源のモデルを設定してそれを理念型とすることで、多様な国家の成り立ちをよりよく理解することができるようになるからである。

国家起源の動態モデルの例としてカール・ドイッチュの説がある。

ドイッチュは国家の起源を社会的コミュニケーションの連続性から説明する。彼によれば、国民(nation)とは次の2種類のコミュニケーションの積み重ねの産物である。すなわち、第1に、財貨・資本・労働の移動に関するものである。第2に、情報に関するものである。西欧における資本主義の発展に伴って、交通や出版、通信の技術も発達し、これら2種類のコミュニケーションが進展し徐々に密度を増すと、財貨・資本・労働の結びつきが周辺と比較して強い地域が出現する。ドイッチュはこれを経済社会(society)と呼ぶ。また同時に、言語と文化(行動様式・思考様式の総体)における共通圏が成立するようになる。ドイッチュはこれを文化情報共同体(community)と呼ぶ。日本のように経済社会と文化情報共同体が重なり合う例も存在するが、この2つは必ずしも重なり合うとは限らない。現在でも、複数国家で共通の言語が使われている例は珍しくない。一定の地域である程度のコミュニケーション密度が長期間継続すると、そこは「くに」(country)となる。そして、そこに住む人たちが「民族」(people)と呼ばれるようになる。この「民族」(people)が自分たち独自の政府(government)つまり統治機構(state)を持ちたいと考えた瞬間に「民族」peopleは「国民」(nation)となるのである。people、nationをともに「民族」と訳さざるをえない場合があるのは日本語の社会科学概念の貧困に由来する。ちなみに、民族自決を英語でself-determination of peoplesというのは以上のような思考過程を表すものと考えられる。

こうした「民族」(nation)あるいは「国民」(nation)が実際に政府を樹立し成立するのが「国民国家」nation-stateなのである。

現代における国家は必ずしもこうした理念型に合致するものではない。まともなコミュニケーションの進展も存在せず、それ故、「国民」(nation)と呼べる実体が全く不在の場所に国家(state)だけが存在するという場合もあれば、ひとつの国家(state)の中に異なる政府の樹立を求める民族(nation)が複数存在する場合もある。ヨーロッパにおいては、これまでの国民国家(nation-state)を包括するような大きな主体の出現が議論されている。それに対して、さらに細分化された民族(people)が自らの政府の樹立を望んで国民(nation)となろうとしているようにも見える地域も無数に存在している。こうしたことはEUの発展するヨーロッパにおいても見られる。

静態的な国家論だけでは国家を捉え切ることは非常に困難であると考えられる。

参考文献 Karl W. Deutsch, Nationalism and Social Communication, The M.I.T. Press, 1966


法学上の定義

法学政治学においては、以下の「国家の三要素」を持つものを「国家」とする。これは、ドイツの法学者・国家学者であるゲオルク・イェリネックの学説に基づくものであるが、今日では、一般に国際法上の「国家」の承認要件として認められている。


国家の三要素

領域(Staatsgebiet:領土、領水、領空)- 一定に区画されている。

人民(Staatsvolk:国民、住民)- 恒久的に属し、一時の好悪で脱したり復したりはしない。


★制服でHなバイト★
1日5万円★日払い★

[次ページ]
[オプション/リンク一覧]
[記事の検索]
[おまかせ表示]
[トップページ]
[ニュースをチェック!]
[列車運行情報]
Size:22 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Smilegreen