中華民国暦(ちゅうかみんこくれき、中国語繁体字表記:民國紀年)は、中華民国が成立した1912年を中華民国元年とする紀年法である。民国xx年とも表される。「中華民国国家標準」CNS 7648によると、略号はR.O.C.で、例えば西暦2001-01-01はR.O.C.90-01-01と表される。民国暦は国際標準ではない。
西暦(グレゴリオ暦)から1911を差し引くことで算出することができる。民国暦は封建王朝の慣習である。
孫文が中華民国臨時大総統に就任する際、黄帝紀元4609年11月13日(1912年1月1日)を中華民国元年元旦とし、太陽暦を採用することを中国各省に通達した。
かつては中国大陸でこの紀年法が使用されていたが、現在では中国大陸、香港、マカオ、および海外華僑居留地は民国暦を廃止し、中華民国政府が実効支配する台湾省と福建省の金門と馬祖だけで西暦とともに使用されている。そのため、中華民国では食品の賞味期限などが民国暦で書いてある場合があるので、年の確認をする際には西暦と誤認識して驚かないように注意することが必要である。
ただし、台湾においても泛緑連盟(ハンリョクレンメイ)の政党員やその支持者たちは、この中華民国暦を外来政権である中国国民党政権が中国から持ち込んだものであるとしており、民国暦の使用に強く反発している。
なお、中華民国暦は、日本の大正、及び朝鮮民主主義人民共和国で用いられている「主体暦(チュチェ暦)」と元年が一致しており、「民国 n 年」は「チュチェ n 年」に相当する。尤も、これは、偶然にも主体元年である金日成の生年と、中華民国の成立年が同年であるというだけで、この二つの暦に直接の関連性は全く無い。
西暦との対照表
民国 元年2年3年4年5年6年7年8年9年10年
西暦 1912年1913年1914年1915年1916年1917年1918年1919年1920年1921年
民国 11年12年13年14年15年16年17年18年19年20年
西暦 1922年1923年1924年1925年1926年1927年1928年1929年1930年1931年
民国 21年22年23年24年25年26年27年28年29年30年
西暦 1932年1933年1934年1935年1936年1937年1938年1939年1940年1941年
民国 31年32年33年34年35年36年37年38年39年40年
西暦 1942年1943年1944年1945年1946年1947年1948年1949年1950年1951年
民国 41年42年43年44年45年46年47年48年49年50年
西暦 1952年1953年1954年1955年1956年1957年1958年1959年1960年1961年
民国 51年52年53年54年55年56年57年58年59年60年
西暦 1962年1963年1964年1965年1966年1967年1968年1969年1970年1971年
民国 61年62年63年64年65年66年67年68年69年70年
西暦 1972年1973年1974年1975年1976年1977年1978年1979年1980年1981年
民国 71年72年73年74年75年76年77年78年79年80年
西暦 1982年1983年1984年1985年1986年1987年1988年1989年1990年1991年
民国 81年82年83年84年85年86年87年88年89年90年
西暦 1992年1993年1994年1995年1996年1997年1998年1999年2000年2001年
民国 91年92年93年94年95年96年97年98年99年100年
西暦 2002年2003年2004年2005年2006年2007年2008年2009年2010年2011年
民国 101年102年103年104年105年106年107年108年109年110年
西暦 2012年2013年2014年2015年2016年2017年2018年2019年2020年2021年
カテゴリ: 台湾 | 中華民国 | 中国の紀年法
更新日時:2008年6月8日(日)03:03
取得日時:2008/07/23 17:09