中毒
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中毒(ちゅうどく)とは、「に中(あた)る」の意味であり、生体に対して毒性を持つ物質が許容量を超えて体内に取り込まれることにより、生体の正常な機能が阻害されることである。
目次

1 分類

1.1 中毒の症状


2 中毒量

3 「中毒」という語の用法

4 関連項目

5 外部リンク

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分類

前者に上げた中毒は、食中毒や強力な毒物を取り入れることで起こる急性中毒と、長期間にわたって少量ずつ体内に化学物質が貯留することで起こる慢性中毒に分けられる(「俗に言う中毒」=依存症を形成する原因物質にも組織や機能の障害を引き起こすものがあるが、必ずしも体内に貯留する訳ではなく、本態的には化学物質で起こる微小な組織・機能障害自体が蓄積されて重篤な身体症状となるのであり、本来の意味の慢性中毒とは異なる病態である)。

また、外部から体内に有害物質が取り入れられて起こる外生中毒と、伝染病や尿毒症などの体内で生成された毒素によって起こる内生中毒(自家中毒)にも分けられる。甲状腺中毒症では、過剰分泌される甲状腺ホルモンが原因である(甲状腺機能亢進症を参照)。

覚せい剤や幻覚剤など、物質の中枢神経系に対する作用による著明な不適応行動や心理的変化が、物質の使用中または使用直後に発現する場合、物質関連精神疾患の「物質中毒」として扱われる。


中毒の症状

毒物には摂取後すみやかに効果が現れるものもあるが、長い時間がたってからでなければ効果が現れないものもある。たとえばシアン化ナトリウムサリンなどは、摂取・暴露後にすぐ症状が現れ、量によっては数分以内に死亡する。一方、ドクツルタケの毒素アマニチンや解熱剤アセトアミノフェンなどでは、食後数時間以上たたないと下痢などの諸症状が現れず、それらの初期症状を乗り切ったあともしばらくたたなければ致死的な症状が発現しない。また、パラコートやアマニチンのように、激しい初期症状が治まったあとしばらくして多臓器不全となるような2段階の症状が現れるタイプの毒物もある。

中毒は全身が万遍なく具合が悪くなるものばかりではなく、特定臓器に被害が集中する場合も多い。たとえばメタノールは少量摂取しても目が失明するケースが多く、またパラコートに重篤な損傷を与える。タリウム中毒では脱毛が著しく見られるなど、毒物の種類によって特徴的な所見を示す例も多く、微量分析によらない中毒源の発見を助ける。


中毒量

どんな物質であっても大量に摂取すれば有害作用を示すようになるが、通常は比較的少量でも身体に害を及ぼすものを毒物または毒素といい、中毒を起こす最低量のことを中毒量と呼ぶ。しかしながら、中毒量は解毒作用の個体差や状態により大差がある。機能や機能が低下している場合(高齢者・喫煙者・大酒家・糖尿病患者などに多い)、毒物の解毒作用が弱くなるため、中毒量は低くなる傾向にある。


「中毒」という語の用法

日本語の場合、精神作用物質の中毒により引き起こされる症状から転じて、しばしば依存症全般の俗称として、さらには精神疾患としての依存症とは言えないまでも、趣味に対して異様な執着を見せるマニアフリーク等を揶揄して用いられることもある。

英語でも『junkie』は「麻薬中毒者」だけでなく「病み付きになっている人」という意味で使われる。


関連項目



毒性学

急性アルコール中毒

一酸化炭素#一酸化炭素中毒

酸素中毒

窒素中毒

ニコチン#タバコの誤食によるニコチン中毒

農薬中毒

食中毒

ワラビ中毒

フグ

キノコ

水中毒

鉛中毒 - - ヒ素 - 六価クロム - セレン

砒素

シアン化合物

テトラクロロエチレン トリクロロエチレン - ジクロロエチレン - ポリ塩化ビフェニル - ダイオキシン類

依存症

薬物依存症

仕事中毒(ワーカーホリック)


麻薬

覚醒剤

モルヒネ




ネット中毒

Wikipedia:ウィキペディア中毒

Wikipedia:あなたはウィキペディア中毒でしょうかテスト



外部リンク

日本中毒情報センター


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Smilegreen