十八代目中村勘三郎(じゅうはちだいめ なかむら かんざぶろう、昭和30年(1955年)5月30日 - )は、日本の歌舞伎役者、俳優。本名は波野哲明(なみの のりあき)。血液型はO型。暁星高等学校卒業、國學院大學文学部日本文学科中退。愛称は「のりちゃん」。芸能界では、未だに前名の「勘九郎」さんと呼ぶ芸能人が少なくない。中村勘三郎 (18代目)襲名披露公演中の歌舞伎座正面
目次
1 プロフィール
1.1 年譜
1.2 受賞歴
2 エピソード
3 主な出演作
3.1 歌舞伎
3.2 その他の演劇
3.3 映画
3.4 テレビ
3.5 CM
3.6 著書
3.7 写真集
4 脚注
5 外部リンク
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いま最も話題を提供する歌舞伎俳優。江戸の世話狂言から上方狂言、時代物、新歌舞伎から新作と、どんな役でも圧倒的な芸の力で魅せる。コクーン歌舞伎(主に古典歌舞伎を再構成・新演出で上演)や平成中村座(仮設式の劇場。内部は江戸時代の芝居小屋の形式に倣っている。これまでの設営地は東京浅草・大阪市・米国ニューヨーク市・名古屋市中村区)を立ち上げたり、小劇場出身の現代劇演出家野田秀樹や串田和美と組むなど、野心的な試みにも意欲的に取り組んでいる。その取り組みは日本だけには止まらず、海外にまで広がっている。
現代劇にも積極的に出演し、特に実姉・波乃久里子や藤山直美・柄本明らと組んで出演した『浅草パラダイス』は長きにわたる人気演目となった。2006年には同メンバーで『ヨイショ!の神様』にも出演している。
二代目中村勘太郎、二代目中村七之助は息子で、九代目中村福助、三代目中村橋之助は好江夫人の弟であり、義弟にあたる。 また、九代目松本幸四郎、二代目中村吉右衛門、北大路欣也は暁星高等学校の先輩、香川照之、七代目市川染五郎は後輩にあたる。
年譜
1955年5月30日 東京都に生まれる。十七代目中村勘三郎の長男。姉は女優の波乃久里子。
1959年4月 歌舞伎座にて『昔噺桃太郎』の桃太郎で五代目中村勘九郎を名のり初舞台。
2004年
7月 ニューヨーク市リンカーンセンター内に、平成中村座を設営。『夏祭浪速鑑』を上演。ニューヨークタイムズ紙は「(当時上映中の)大作映画より刺激的で面白い」と論評。
12月 歌舞伎座にて、『苦労納御礼(くろうのかいありかんしゃかんしゃ)・今昔桃太郎』の桃太郎で五代目中村勘九郎としての舞台納め。同作品は勘九郎が渡辺えり子に依頼した舞踊劇で、初舞台の作品を洒落のめした内容。
2005年3月3日 歌舞伎座にて『一條大蔵譚』の一條大蔵長成、『盛綱陣屋』の佐々木盛綱ほかで十八代目中村勘三郎を襲名。3、4、5月と三ヶ月の襲名興行は現團十郎以来の事。
2006年 前年の定期公演主体の襲名披露を終え、この年は巡業公演で各地を襲名披露に訪れる。愛媛県の内子座、岐阜県の数箇所など、昔ながらの芝居小屋を活用。名古屋では、名古屋平成中村座も開設。歳末に京都南座顔見世興行(前年は坂田藤十郎襲名が行われていた)で襲名公演を打上げる。
2007年7月 平成中村座ニューヨーク公演。今回はリンカーンセンターのエイブリー・フィッシャー・ホールの内装を芝居小屋の様式にして上演。演出に串田和美を迎え、『法界坊』を台詞の一部を英語化するなど演出にも工夫を凝らす。