中国の少数民族
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中国の少数民族(ちゅうごくのしょうすうみんぞく)では、中華人民共和国(以下中国)政府下における少数民族のことを記載する。
目次

1 民族区域自治と民族識別工作

2 少数民族の一覧

3 「区域自治」単位の種類

3.1 自治区

3.2 地級市と地区、州、アイマク(盟)

3.3 ホショー(旗)と自治県

3.4 各級の民族区域自治行政体


4 中国政府と少数民族の間に関する諸問題

4.1 ウイグル

4.2 チベット

4.3 内モンゴル


5 関連項目

6 外部リンク

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民族区域自治と民族識別工作

中国政府は、民族区域自治という少数民族政策をとっており、国民をそれぞれの「民族」に区分し特定の区域において彼らに一定の「権利」を与えている。

国民を構成する諸集団がどの「民族」に帰属するかを法的に確定させる行政手続きを、民族識別工作という。清代から民国期にかけて、伝統的に「五族」とされてきた民族の数は、この「工作」により56にまで細分化された。1935年の調査では少数民族の数は400程であったが、政府による民族識別工作により統合を推進し、56の民族が公認とされた。漢族を除く55の「少数民族」は、民族ごとにその集住地域が「区域自治」の領域として指定され、その地においてその民族に対し「民族の文字・言語を使用する権利」、「一定の財産の管理権」「一定規模の警察・民兵部隊の組織権」「区域内で通用する単行法令の制定権」などが認められる。

少数民族として扱われるのは「先住」とされる民族だけであり、中国残留日本人などに由来する日系、香港マカオの返還にともない中国の国民となったイギリス系およびポルトガル系などは、少数民族としては扱われていない。

また、現在中国の実効支配下にない台湾の少数民族も扱われている。ただし、民族ごとの分類はされず、高山族という1つの少数民族として扱われている(なお、中華民国政府は彼らを13民族に分類している)。


少数民族の一覧言語分布図。民族分布を反映しているが、完全には一致しない。特に、漢語を話す少数民族が多い。

現在、「少数民族」として分類されているのは以下の55集団である(50音順)。

アチャン族(阿昌族)

イー族(彝族)

ウイグル族(維吾爾族)

ウズベク族(烏孜別克族)

エヴェンキ族(鄂温克族、オウンク族)

オロチョン族(鄂倫春族)

回族(ホイ族、フイ族)

カザフ族(哈薩克族、ハザク族)

キルギス族(柯?克孜族、クルグズ族)

高山族

コーラオ族(??族)

サラ族(撒拉族)

ジーヌオ族(基?族)

シェ族(?族)

シボ族(錫伯族、シベ族)

ジン族(京族、越族、ベトナム族)

スイ族(水族)

タジク族(塔吉克族)

タタール族(塔塔?族)

タイ族(?族、ダイ族)

ダウール族(達斡?族)

チベット族(蔵族)

チャン族(羌族)

朝鮮族

チワン族(壮族)

チンプオ族(景頗族)

トウ族(土族)

トゥチャ族(土家族)

ドアン族(?昂族、旧称パラウン族)

トーロン族(独龍族)

トンシャン族(東郷族)

トン族(?族)

ナシ族(納西族)

ヌー族(怒族)

ハニ族(哈尼族)

バオアン族(保安族)

プーラン族(布朗族)

プイ族(布依族)

プミ族(普米族)

ペー族 (白族)

ホジェン族(赫哲族、ホーチォ族)


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mango