万国博
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国際博覧会(こくさいはくらんかい)とは国際博覧会条約(BIE条約)に基づいて行われる複数の国が参加する博覧会である。通称は万国博覧会であり、略称は万国博、万博である。また、「博覧会」の英語の「exposition」の略でEXPO(エキスポ)とも呼ばれる。



目次

1 目的

2 歴史

3 国際博覧会の区分と手続き

4 日本と国際博覧会

4.1 日本が開催、参加した主な国際博覧会

4.2 その他


5 こぼれ話

6 外部リンク

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目的

国際博覧会条約によれば、国際博覧会とは「複数の国が参加した、公衆の教育を主たる目的とする催しであり、文明の必要とするものに応ずるために人類が利用することのできる手段又は人類の活動の一若しくは複数の部門において達成された進歩若しくはそれらの部門における将来の展望を示すものをいう。」とされている。


歴史

様々な物品を集めて展示する博覧会(国内博覧会)は1798年フランス革命の時期のパリで初めて開催された。1849年までにパリで11回開催され、徐々に規模が大きくなっていった。同様の博覧会がベルギーオランダなど各国でも開催されるようになると1849年フランスの首相が国際博覧会を提唱し、1851年に第1回国際博覧会がロンドンで開催された。

初期の万博として、クリスタル・パレス(水晶宮)が造られたロンドン万国博覧会(第1回、1851年)やエッフェル塔が建設されたパリ万国博覧会(第4回、1889年)などが著名である。その他、万博のリストは「国際博覧会一覧」を参照のこと。


国際博覧会の区分と手続き

国際博覧会条約に基づく博覧会を行うには、開催を希望する政府が博覧会国際事務局(BIE)に申請(立候補)し、総会で承認される必要がある。

国際博覧会は会場の規模やテーマなどから、主に「登録博覧会(登録博)」と「認定博覧会(認定博)」の2つに大別されている(以前は「一般博」と「特別博」に区分されていた)。

国際園芸家協会が認定した「国際園芸博覧会」のうち大規模なものでBIEが認めたものと「ミラノ・トリエンナーレ」でBIEが認めたものは、「認定博(以前は「特別博」)」として国際博覧会と称することが出来ることとなっている。

一般的に国際博覧会は開催国政府が主催する事が多いが、政府以外が主催者になっても良いことになっている。ただし、国際博覧会条約の事務局である博覧会国際事務局(BIE)に国際博覧会開催を申請(立候補)出来るのは各国政府のみである。政府以外の団体が主催者となった場合、その主催者はBIE条約上、政府機関とみなされる。具体的には2005年日本国際博覧会(愛知万博、愛・地球博)の主催者の財団法人2005年日本国際博覧会協会などがこれにあたる。BIE条約の非加盟国も、国際博覧会に参加することはできる。大規模な国際博覧会の場合、参加国はBIE条約の加盟国の数よりも多くなることが多い。また、BIE条約の非加盟国が国際博覧会開催を申請することも制度上は可能である。ただしその場合、申請と同時にBIE条約に加盟することが多い。日本は日本万国博覧会(大阪万博)の開催申請直前にBIE条約を批准した。詳細は「国際博覧会条約」、「博覧会国際事務局」を参照のこと。


日本と国際博覧会

日本が初めて参加したのは幕末の1867年、幕府および薩摩藩佐賀藩パリ万国博覧会(第2回)であり、維新後の新政府は1873年ウィーン万国博覧会から公式参加を行った。明治大正頃の博覧会では日本の芸妓が接待役を務め、この時紹介された浮世絵モネらフランスの画壇に影響を与えたことは広く知られている。これらが「ジャポニズム」と呼ばれたものである。日本の展示館は、シカゴ万国博覧会では平等院風のもの(フランク・ロイド・ライトに影響を与えたという説もある)や1900年パリ万国博覧会(第5回)では法隆寺風のものなど、伝統的様式で建設され、エキゾチックな印象を与えて好評を博したという。また大橋翠石が出品した猛虎の図の絵画は毛並みのリアルさなど東洋的芸術が評価され、優勝金牌を受賞した。しかし、1900年のパリ万国博覧会(第5回)では日本の出品物は酷評されてしまい、明治政府は輸出振興のためにデザインの必要性を認識し『図案』(雑誌)を発行するなど、日本の芸術産業にも大きなインパクトを与えた。

1928年には国際博覧会条約を締結し、博覧会国際事務局(BIE)が設置された。

日本での国際博覧会開催については1890年に最初の計画があったが、時期尚早ということになり取り止めになった。次いで、1940年東京月島晴海)などを会場に紀元2600年記念日本万国博覧会および東京オリンピックを開催すべく準備が進められた。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki