亜酸化窒素(あさんかちっそ、nitrous oxide(ナイトラスオキサイド)、化学式 N2O)または一酸化二窒素(いっさんかにちっそ)は窒素酸化物の一種で、吸入すると顔が笑ったように引きつることから笑気ガス(しょうき - )とも呼ばれる。 笑気は1772年、イギリス人の化学者ジョゼフ・プリーストリーが発見した。亜酸化窒素を吸入すると軽く酔ったような感じになることから、当時はパーティーなどを盛り上げるために使用していた。ところが1795年、こちらもイギリス人化学者のハンフリー・デービーが亜酸化窒素に麻酔効果があることを証明し、これから麻酔としての用途が開けることになった。 常温常圧で、無色の気体。酸性である。香気と甘味がある。麻酔作用がある。水に溶けると次亜硝酸となる。窒素の酸化数は+1。 大気中にわずかに含まれ、濃度は約 310 ppb である。主な発生源としては、燃焼、窒素肥料の使用、化学工業(硝酸などの製造)や有機物の微生物分解などがあげられる。 二酸化炭素の310倍の温室効果ガスであり、京都議定書でも排出規制がかけられた。 日本では、安全衛生に関する規制はないが、米国では、長期間の職業的暴露により自然流産率が高くなるとの報告に基づき、通常の日8時間・週40時間労働の場合の環境濃度の上限が50ppmに定められている。〔参考:1994-1995 Threshold limit values for chemical substances and physical agents and biological exposure indices. Cincinnati, OH: American Conference of Governmental Industrial Hygienists〕
一般情報
IUPAC名亜酸化窒素
別名
分子式N2O
分子量44.0128 g/mol
組成式
式量g/mol
形状無色の気体
CAS登録番号[10024-97-2]
SMILES
性質
密度と相g/cm3,
相対蒸気密度(空気 = 1)
水への溶解度g/100 mL ( °C)
への溶解度g/100 mL ( °C)
への溶解度g/100 mL ( °C)
融点-90.86 °C
沸点-88.48 °C
昇華点°C
pKa
pKb
比旋光度 [α]D
比旋光度 [α]D
粘度
屈折率
出典
目次
1 歴史
2 特徴
3 用途
4 物性
//
用途
歯科治療時の鎮静用として酸素とともに吸入を行う。これにより麻酔注射やドリル研磨、抜歯等の恐怖心が緩和される。
手術の際の全身麻酔に用いる。詳しくは笑気麻酔の項を参照。
車のエンジン内に吸気して、爆発的なエネルギーを得ることが出来る。仕組みとしては、酸素を通常よりも燃焼室に押し込む事により馬力アップを図るもの。第二次世界大戦中に戦闘機に使用され、戦後暫く影をひそめていたがレースカーが使用を始め一般にも普及している。代表的な製品に「ナイトラス・オキサイド・システム (NOS)」などがある。
物性
分子量: 44.0
CAS登録番号: 10024-97-2
沸点: ?89 ℃
カテゴリ: 酸化物 | 窒素の化合物 | 麻酔薬 | 温室効果ガス
更新日時:2008年9月23日(火)10:18
取得日時:2008/09/24 17:30
無料のエ○本?高画質
動画も対応オススメ!