一日署長(いちにちしょちょう)とは、警察署、消防署や税務署など署を称する機関が有名女優・有名タレントを一日に限り署長に起用するPRイベント。全国各地で行っているが、もっとも多く実施するのは警視庁である。
目次
1 一日警察署長
1.1 主な活動
1.2 被任命者の主な特徴
1.3 今までの主な一日署長
2 関連項目
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警察の一日署長(警察署長)は一般的に特別運動活動の一環として行われ、「防犯」、「交通安全」などをPRするのが目的で行われる。消防署の一日署長(消防署長)ならば、防火や救急活動のPR、税務署の一日署長(税務署長)であれば、正しい税務申告のPRが目的である。
一日署長と似たようなものとして、毎年1月10日に「110番の日」として各地の警察本部で110番による通報の処理を担当する通信指令部門の「一日○○(組織の責任者、本部長や室長など)」の任命がある。通信指令部門の場合は110番のPRと言うことになる。また、稀に警察署の上部組織である方面本部で「一日方面本部長」が任命されることもある。だが、都道府県警察本部で「一日警視総監」や「一日道府県警察本部長」が任命されることはない。
なお、一日署長が任命されている間もその署の本来の署長は解任されているわけではなく、一般の署長業務を行っており、一日署長に署長権限(警察ならば、捜査本部の指揮や道路交通の管理)を委任することはない(本来の署長も一日署長イベントに参加していることもある)。
基本的に一日署長イベントは当該署が企画立案を行い、イベント自体も管内で行われるので、地域性が高いイベントになる。しかし、場合によっては警視庁など警察本部主導で行われることもあり、その場合、警察本部の総務部や警務部が担当する。
ただし、一日署長イベントを行う予定があってもその直前に所轄管内で大きな事件が起きると、捜査に集中するため、一日署長イベントを中止することがある。
一日署長となるタレントは署長室で行う一日署長任命式に出席し、任命証を受け取って、正式に一日署長任命される(任命者は本来の署長であることが多い)。
実際の各署の署長人事は上部機関で人選、任命される。警察の場合は警察本部が人選、任命ということになり、警察署の署長室で任命式を行うことはない。
任命後、一日署長は下記のような活動を行う。
歓迎パレードや交通安全パレードに参加
管内や署内を巡回して地域住民や署員と交流、PR活動(一日署長によるスピーチを行うこともある)
特別運動活動関係のコンクール(作文や標語)の表彰式への参加(賞状や記念品を手渡すこともある)
他に警視総監賞授与式に出席し、表彰されるケースもある。
記者が来ている場合は記者会見を行うこともある。
ちなみに警察及び消防の一日署長として活動中は基本的に制服を着用しており、公式行事には制服姿で出席する。ただし、力士などが一日署長に任命された場合、サイズが合う制服がないので、本人の正装で代用する場合がある。
被任命者の主な特徴
起用されるのは有名な芸能人に限定されている。
「有名」については明確な基準はない。強いて言えば、「管内で知られている人」であるため、ローカルタレントや管内出身で全国的には余り有名ではないスポーツ選手の起用もある。
警察の広報活動なので、犯罪歴(前科)のある芸能人はいくら有名だろうと原則として起用しない(また、消防署・税務署でも起用されにくい)。
過去に神戸水上警察署は前科のあった田岡一雄(暴力団幹部)を一日署長に起用したことがあり、この事が起用する原則を厳しくしていると思われる。。
好感度上位・市民受けが良くないと人選すらされない。
全員ではないが、俳優の場合、警察(刑事)ドラマに出演し、警察官役を演じた人物が起用されやすい傾向にある。
警察の場合、一日に限り「階級」が交付される。
必ずしも当該署長の階級と同じではなく、まれに警部など本来署長職が有り得ない階級で一日署長を務めることもある。そのため、タレントは一日に限り、身分上警察官ということになる。
今までの主な一日署長
ガチャピン、和田アキ子、舘ひろし、山田邦子、深田恭子、松浦亜弥、後藤真希、鈴木あみ、山口もえ、田岡一雄、北村総一朗、小野武彦、斉藤暁、深津絵里、星野有香、高橋名人、三枝夕夏、国分佐智子、吉岡美穂、栃東大裕など多数
山田は消防署長として任命される。
※後藤は正確には「一日署長」ではなく本庁の「一日通信指令本部長」として任命。
関連項目
一日駅長
警察署長
消防署長
税務署長
森林管理署長
海上保安署長
労働基準監督署長
カテゴリ: 日本の警察 | 日本の消防
更新日時:2008年5月18日(日)17:06
取得日時:2008/07/23 19:28