ロボテック
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『ロボテック』(Robotech) は、1985年アメリカ合衆国で放送されたSFロボットアニメ。日本製アニメ『超時空要塞マクロス』、『超時空騎団サザンクロス』、『機甲創世記モスピーダ』を組み合わせてひとつの作品としたものである。

ロボテック・シリーズのタイトルなどに定訳はないが、本項では一部において仮の日本語表記を用いる。
目次

1 概要

2 影響

3 ロボテック年表

4 テレビ放送

5 ビデオ・DVD

6 実写映画化

7 スタッフとキャスト

8 全話リスト

9 続編

9.1 未完成作

9.1.1 Robotech: The Movie

9.1.2 Robotech II: The Sentinels

9.1.3 Robotech: The Odyssey

9.1.4 Robotech 3000


9.2 完成作

9.2.1 Robotech: The Shadow Chronicles

9.2.2 Robotech: Shadow Rising



10 漫画

10.1 Comico

10.2 Eternity

10.3 Academy

10.4 Antarctic Press

10.5 Wildstorm


11 小説

12 ゲーム

13 関連項目

14 外部リンク

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概要

強大な軍事力を持つ宇宙人、 ⇒Zentraediゼントラーディ人)、 ⇒Robotech Masters(日本ではゾル)、 ⇒Invid(日本ではインビット)による3度に渡る地球侵略との戦いを描く、全85話のテレビアニメ。日本アニメのストーリーの複雑さとドラマ性を残したままアメリカで放送された最初期のアニメである。アメリカのハーモニーゴールド社( ⇒Harmony Gold USA)が日本のタツノコプロと提携して製作。1982年から1984年の間に放送された『マクロス』・『サザンクロス』・『モスピーダ』という3作品を素材とし、オリジナルの連続ストーリーを設定して、フィルムの編集、台詞の改変などを行った(「超時空シリーズ」である『超時空世紀オーガス』が含まれず『モスピーダ』が加わっているのは、オーガスがタツノコプロではなく東京ムービー新社の製作だからである)。3作品は内容的に全く無関係だが、3段階の可変ロボットが登場する点は共通している(マクロスのバルキリーを軸とする当時のデザイントレンド)。

ハーモニーゴールド社によると、「3作品を組み合わせたのは、当時のアメリカのテレビ局では平日帯のシンジケーション番組に最低65話が必要とされ、1作品だけでは話数が足りなかったため」だという。マクロス36話+サザンクロス23話+モスピーダ25話では計84話になるが、回想シーンなどを編集した第37話が追加され全85話で放送された。

タイトルの'Robotech'とは、本作より前にレベル社( ⇒Revell)が発売していたロボットプラモデルシリーズ、'Robotech Defenders'(マクロス・オーガス・太陽の牙ダグラムのキットを日本から輸入し、名称を変えて発売)に由来する。マクロス絡みのテレビアニメ企画を知ったレベル社が、ブランドタイアップとしてハーモニーゴールド社に働きかけ、番組名に'Robotech'を冠することになった。ただし、レベル社のシリーズと本作の設定に共通点はない。

ハーモニーゴールド社は、元の3作品の脚本を改変するためにアメリカのライターを雇った。この複雑な作業を指揮したのは、アメリカのアニメ産業の開拓者、カール・メイセック ( ⇒Carl Macek) プロデューサーである。『ロボテック』の製作期間は9ヵ月だったが、ライターのグレゴリー・スニーゴフ (Gregory Snegoff) は18ヵ月あれば理想的だったと言っている。また元の3作品を作った日本の脚本家の名前はロボテックではクレジットされなかった。

作品を組み合わせた結果、3世代に渡るストーリーとなった。マクロス・サーガ(マクロス)の世代、その子どもにあたるロボテック・マスターズ(サザンクロス)の世代、その子孫にあたるニュー・ジェネレーション(モスピーダ)の世代と経るうちに、神秘的エネルギーProtocultureを求めて襲来する異星人と3度の戦争をする。元々壮大なスペースオペラを意図して作られたが、日本では低視聴率で打ち切りとなった『サザンクロス』も、『ロボテック・マスターズ』として再編集されたことでファンを増やした。

好反響を受け、放送後もハーモニーゴールド社はシリーズの拡大を図っている。アニメの続編は『ロボテックII: センチネル』の失敗により長く途絶えたが、漫画や小説で続編やスピンオフ作品が継続的に発表され、根強いファンを獲得した。放送から15年以上を経て、2001年にはオフィシャルサイトROBOTECH.COM(#外部リンク参照)が開設され、DVDやテレビゲーム、関連グッズなど積極的な商品展開がなされている。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki