ロック (Rock) は、アメリカで1950年代に黒人音楽と白人音楽の融合により生まれたポピュラー音楽のジャンルである。ジャズ、R&Bと共に世界中に広まったアメリカ発の音楽であり、世界中の音楽シーンに衝撃を与えただけでなく、その影響はポップカルチャー全体に及び、その社会的インパクトは極めて強かった。
目次
1 概観
2 ロックの定義
2.1 最広義のロック
2.2 広義のロック
2.3 狭義のロック(広く浸透している「ロック」について)
2.4 最狭義のロック
3 ロックの誕生から現在まで
3.1 ロックンロール(1950年-1960年)
3.2 サーフィン・ホットロッドとリバプール・サウンド(1960年-1964年)
3.3 ブリティッシュ・インヴェイジョンとフォーク・ロック(1964年-1965年)
3.4 サイケデリックとロックの多様化(1966年-1968年)
3.5 ハードロックとプログレッシブ・ロック(1969年-1976年)
3.6 パンク・ロックとニュー・ウェイヴ(1976年-1981年)
3.7 NWOBHMとLAメタル・ムーブメント(1980年-1986年)
3.8 ヘヴィメタルの産業化と先鋭化(1986年-1990年)
3.9 オルタナティブ・ロックのメインストリーム化(1991年-1994年)
3.10 ポスト・グランジの時代(1994年-2000年)
3.11 ロックンロール・リヴァイバル・ムーブメント(2001年以降)
4 ロックと音楽製作
5 ロックとファッション
6 ロックのサブジャンル
6.1 ロックスタイル一覧
7 関連項目
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いわゆるロックバンドスタイルで演奏される。すなわち、ボーカル、ギター、ベース、ドラムを基本構成とし、この構成にプラスして、キーボード、ピアノなどの鍵盤楽器が加えられる。ヴァイオリン・コントラバスのようなもっぱらクラシック音楽で用いられる楽器を加えることもある。
稀な例外を除き、8ビート、2ビートか、或いは16ビートで演奏される音楽である。激しいビートサウンドが特徴であるが、今日でも様々な演奏様式を取り入れながら発展し続けており、 この範疇に入らないロックも増えている。
一部のロックは既成概念や体制に対する反抗心や怒りを強く表現することが多く、対抗文化(カウンターカルチャー)としての存在意義を持つ。ただし、当初はアウトローな存在として登場した一部のロックのムーブメントも、やがて人気を得るにつれて大衆性を強めて逆にメインストリームとなり、さらにそれに対する新たな対抗文化が生まれる、という流れを表面上では何度も繰り返している感がある。ただしアマチュア時代(または、ある時期)から現在まで、ずっとロックバンド(またはロックシンガー、ロックギタリストなど)として存在するバンドが圧倒的に多く、彼らが常にカウンターカルチャー側にいた事実もない。ロックミュージシャンのことをしばしば「ロッカー」と呼ぶ。
ロックという言葉はロックンロール(Rock and RollあるいはRock'n'Roll)の略語として、その黎明期からしばしば用いられていたが、1960年代には逆にロックという呼び方が一般化し、ロックンロールと呼ぶことは少なくなった。