ロックアウト(Lockout)とはいわゆる「締め出してしまう」事であるが、設備や施設・敷地を立ち入り制限し、本来それを利用して何等かの利益を得ようとする相手に対して譲歩なり撤回なりといった、要求を飲ませる交渉手段を指してこのように呼ぶ。
即ち、ロックアウトはストライキとは逆の手法である。
労働争議発生時に経営者(使用者)側が労働者が起こしたストライキなどの争議行為に対抗するため、事務所、工場、店舗などの作業所を一時的に閉鎖(封鎖)し労働者の就業を拒むこと。作業所閉鎖、工場閉鎖、店舗閉鎖。労働者側の自主管理運営を阻止するために行なわれる。
例えば日本では2004年のプロ野球再編問題で、ロックアウトを行うか否かで経営者側の判断が二転三転とする気配を見せた。この場合のロックアウト対象設備は球場および球団施設(練習施設・合宿所・寮・ロッカーなど)が該当するため、選手はこれらの施設に入場できない(あるいは使用の都度、使用料を請求される)こととなる。これはメジャーリーグにおけるロックアウトに倣ってのものである。
さらに同年のアメリカではNHLでも実施された。オーナー側がサラリーキャップ制度を導入しようとしたものの選手会が反発したため、オーナー陣は9月16日からロックアウトを決行した。ロックアウトでは試合会場は当然閉鎖されるためプレーは行えない。それによって欧州リーグに移籍する選手などが続出した。
交渉は継続されるも決裂が続き、2005年2月16日に2004年 - 2005年シーズンで予定されていたレギュラーシーズン・プレーオフ・スタンレーカップの合計1230試合を中止すると発表した。
関連項目
労働争議
ストライキ
カテゴリ: 労働
更新日時:2008年7月18日(金)17:16
取得日時:2008/07/19 08:34