ロッキード L-1049 スーパーコンステレーション
用途:旅客機、輸送機
製造者:ロッキード
運用者:ヴァリグ・ブラジル航空、パンアメリカン航空、英国海外航空など
初飛行:1943年
生産開始:1943年
運用状況:数機のみ
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ロッキード・コンステレーション(Lockheed Constellation)は、アメリカの航空機メーカーのロッキード社が開発・製造した、与圧構造装備の大型プロペラ旅客機である。「コニー」"Connie"のニックネームでも知られる4発の高速旅客機で、レシプロエンジン旅客機の歴史の掉尾を飾る存在として著名な機体である。
機首では細く、主翼付け根部分で太くなり、また後尾にかけて窄まる曲線美豊かな胴体と、3枚の垂直尾翼という、極めて優雅、かつ特徴的な形態を備える。
目次
1 概略
1.1 開発
1.2 初期型
1.3 生産再開
1.4 航続距離延長型
1.5 現在
2 スペック
3 運行した主な会社
4 関連項目
5 関連リンク(英語のみ)
6 脚注
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コンステレーションの翼型はP-38ライトニング戦闘機と同一で違いは大きさだけである。[1] 本機を特徴付ける後部の3枚羽根は格納庫に収納する場合垂直尾翼が高すぎると格納庫に入らない為、低くする必要があったからである。しかし、尾翼を3枚に変更した事により空気抵抗が増え、重量も増加した。[2] 新たな特徴として油圧操舵機構と着氷を防ぐ為に主翼と尾翼の先端に熱による防氷装置を搭載した事である。[3]
アメリカの大手航空会社トランス・ワールド航空のオーナーで、大富豪として知られるハワード・ヒューズの支援の元、1939年からロッキード社のカリフォルニア州・バーバンクにある工場で開発が開始された。しかし第二次世界大戦の勃発により、1943年に完成した初期型「L-049」は、トランスワールド航空ではなくアメリカ空軍に輸送機「C-69」として納入された。なお、発展型の「L-749」も軍用の「C-121」として採用され、アイゼンハワー大統領の専用機(VC-121)やマッカーサー元帥の専用機「バターン号」(VC-121A)としても使用された。
第二次世界大戦が終結し、連合国を中心とした各国で民間航空が復活するとともに、トランス・ワールド航空やそのライバルのパンアメリカン航空をはじめとする各国の航空会社に向けた生産が再開された。1947年には、ライバルのダグラスDC-6に対抗して、エンジンを換装し巡航速度を向上させた「L-749 "コンステレーション"」が投入された。
航続距離延長型L-1049 "スーパー・コンステレーション"
しかし、航続距離不足で大西洋無着陸飛行ができなかったため(アイルランドのシャノンやカナダのガンダーなどへ、燃料給油の為の着陸が必要であった)、その為、1950年には翼端に燃料タンクを追加した「L-1049 "スーパー・コンステレーション"」が、1956年には、設計変更により翼型を大きく変えた最終発展型の「L-1649 "スターライナー"」が投入された。
しかし、新型ターボプロップ機のL-188 エレクトラの生産開始を受けて1958年を最後に生産が終了され、L-188 エレクトラなどのターボプロップ機や、ボーイング707などのジェット機に道を譲った。