ルーター(英: router、米国では「ラウター」に近い発音が一般的)は、コンピュータネットワークにおいて、2つ以上の異なるネットワーク間を相互接続する通信機器である。通信プロトコルにTCP/IPが使われるようになってから普及した。業務用大規模ルーターの一部。黄色く伸びている細いケーブルは10ギガビットイーサネット用光ファイバー。
目次
1 概要
2 規模によるルーターの分類
3 4つの基本機能
3.1 接続
3.2 転送
3.3 選別
3.4 管理
4 4段階の内部処理
4.1 受信
4.2 解析
4.3 加工
4.4 送出
5 冗長化技術
5.1 ダイナミック・ルーティング
5.2 物理的な冗長化
6 歴史
7 インターフェース
7.1 リモート・ルーター
7.2 ブロ?ドバンド・ルーター
8 ルーターの基本的動作・仕様
8.1 経路制御情報の管理
8.2 ブロードキャストの受信
8.3 ユニキャストの受信と転送
8.4 ARPリクエスト
8.5 バッファ制御
8.6 ルーティングキャッシュ
9 ダイヤルアップルーター
10 ブロードバンドルーター
10.1 機能
11 新しいネットワーク・サービス技術
11.1 MPLS
11.2 VPLS
12 その他
12.1 レイヤー3スイッチ
12.2 PCを利用して構成したルータ
13 脚注・出典
14 関連項目
//
ルーターはネットワーク間を相互接続する通信機器であり、コンピュータ・ネットワークの機能を分類した7層からなるOSI基本参照モデルでいえば、第1層「物理層」から第3層「ネットワーク層」までの接続を担う。基本機能は各ネットワーク間でのIPパケットをやり取りできるようにする装置であるが、実際は基本に加えてさまざまな付加機能を実現している。
規模やネットワーク上で使用される位置によってルーターが分類されており、それぞれ名称が変わる。いずれもルーターとしての機能は同じである。以下に規模の大きな物から順に示す。
コア・ルーター(数千万円?)
インターネット・サービス・プロバイダー内の地域別ネットワークや複数のインターネット・サービス・プロバイダー間のネットワークを相互接続する。
センター・ルーター(百万円?数千万円)
WAN回線を介して本社のネットと支社や支店のネットを相互接続する。プロバイダと企業のネットを相互接続する。レイヤー3スイッチによって置き換えられることがある。
エッジ・ルーター(数万円?百万円)
支店や営業所内のネットワークをWAN回線につないで本社のセンター・ルーターにアクセスする。