リゼルグ酸アミド リゼルグ酸アミド(d-lysergic acid amide, LSA)は、麦角アルカロイドの一種で向精神作用をもつ物質である。エルジン(Ergine)とも呼ばれる。幻覚剤の一つである。リゼルグ酸アミドは、リゼルグ酸ジエチルアミド(LSD)と科学的に近い構造をもつ。向精神薬としての効力は、LSDの5?10%である[1]。 LSAは、LSDを合成したことで有名な科学者のアルバート・ホフマンが1930年代に行ったLSDを合成する研究の際に合成していた物質である[2]。LSAは、南メキシコ
別名LSA、エルジン(Ergine)
分子式C16H17N3O1
CAS登録番号[478-94-4]
ほかのヒルガオでは、ソライロアサガオや、俗にハワイアン・ベイビー・ウッドローズと呼ばれるギンバオアサガオにも含まれている[1]。アサガオにも含まれ、ヘブンリー・ブルー、パーリー・ゲート、フライング・ソーサーといった品種に含まれている[1]。種子を粉末にして飲料に混ぜて飲むことでLSDと同様の体験が起こるが、副作用として吐き気や下痢を伴う[1]。LSDを100mg相当に換算する場合、オロリウキの種子では10個、ハワイアン・ウッドローズの種子では4?8個とされる[1]。
また、LSAは地中海のエレウシス周辺の池に生息する麦角菌にも含まれ[5]、1960年にホフマンがオーストラリアのシドニーで開催された国際純正・応用化学連合(IUPAC)でこの発見について発表した際には、原始的な菌種と植物というかけ離れた科に含まれることから、はじめはその発表が信用されなかったという経緯がある[2]。
脚注^ a b c d e レスター グリンスプーン、ジェームズ・B. バカラー 『サイケデリック・ドラッグ-向精神物質の科学と文化』 杵渕幸子訳、妙木浩之訳、工作舎、2000年。ISBN 978-4875023210。32頁。(原著 Psychedelic Drugs Reconsidered, 1979)
^ a b A.ホッフマン『LSD-幻想世界への旅』 堀正訳、榎本博明訳、福屋武人、新曜社、1984年、ISBN 978-4788501829。157頁。(原著 LSD-MEIN SORGENKIND, 1979)
^ A.ホッフマン『LSD-幻想世界への旅』 堀正訳、榎本博明訳、福屋武人、新曜社、1984年、ISBN 978-4788501829。149頁。(原著 LSD-MEIN SORGENKIND, 1979)
^ A.ホッフマン『LSD-幻想世界への旅』 堀正訳、榎本博明訳、福屋武人、新曜社、1984年、ISBN 978-4788501829。152頁。(原著 LSD-MEIN SORGENKIND, 1979)
^ 「LSDの父吠える A・ホフマン」遠藤徹訳『ユリイカ』 1995年12月、72-80頁。
関連項目
幻覚剤
リゼルグ酸ジエチルアミド (LSD)
カテゴリ: 麻薬
更新日時:2008年6月16日(月)08:41
取得日時:2008/09/22 02:08