ラーメン(拉麺、柳麺)とはだし汁に茹でた中華麺を入れた日本の料理。日本では「国民食」とよばれるほど広く親しまれ、日本以外の地域でも知名度の高い日本食である。中華そばや支那そばなどの別名でも呼ばれる。
鹹水(かんすい)を使用した中華麺を用いるため、一般的な鹹水を使わない小麦麺、日本のうどんや中国の麺料理とは異なるラーメン独特の食感がある。
目次
1 起源・語源
2 麺・スープ・具
2.1 麺
2.2 スープ
2.2.1 タレ
2.2.2 出汁
2.2.3 油
2.3 具
3 分類
3.1 タレの種類による分類
3.2 出汁の種類による分類
3.3 その他
4 歴史
4.1 沿革
4.2 呼称の変遷
4.3 ご当地ラーメンブーム
5 おもな各地方のラーメン
5.1 北海道
5.2 東北
5.3 関東
5.4 中部
5.5 近畿
5.6 中国・四国
5.7 九州
6 日本国外のラーメン事情
6.1 アジア
6.2 欧米・南米
7 近種の料理
7.1 中華料理
7.2 中華麺を使った日本の料理
7.3 その他
8 ラーメン関連のフードテーマパーク
9 関連項目
10 外部リンク
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ラーメンの起源は中国、または日本の中華料理とされている。ただし現在の日本のラーメンは、中国の麺料理文化とは異なる日本独自の食文化に発展している(詳しくはラーメンの歴史を参照)。ラーメンの語源は、中国北部の麺の一種、拉面(ラーミェン)というのが定説である。中国語の「拉」とは「引っ張る」という意味で、拉面は蕎麦やうどんのように切り分けて長細い形にするのではなく、手で引っ張り麺の形を形成する技法で作られる。ただしこのラーメンの拉面語源説には異説もある。一部の辞典などによっては老麺という漢字表記も見られるため、それが本来の表記とされることもある。老麺(老麺法)とは酵母種として保存した古い発酵生地を使用する、マントウや包子を作る際に用いる中国伝統技法である。中華麺はマントウのように酵母で膨らませる必要がないため、老麺法はラーメンに用いる技法ではない。通常はカタカナ表記である。東アジア圏では日本拉面、日式拉麺と呼ばれている。
小麦粉を主とした鹹水(かんすい)の入った麺を使用し、麺の製法は伸ばしたり削ったりではなく刃物で切って細長い麺とする。専門店の多くは自家製麺を打つが、チェーン店では製麺会社から仕入れることが多い。ラーメン店の細かいオーダーを聞く体制ができた製麺会社も多く、自家製ではなくても店独自の麺を使うこともできる。無カンスイ麺、蕎麦粉を混ぜた麺、唐辛子を混ぜ込んだ麺などもある。 量産されている麺の中には添加物としてプロピレングリコールを使用して食感を向上させているケースが目立つ。
ラーメンのスープは基本的にタレを出汁で割ることによって完成する(出汁をさしてスープと呼ぶこともあるが、混同を避けるため出汁と記述する)。タレの種類によって醤油・塩・味噌の3種類を提供するラーメン屋が多かったが、近年のラーメンブーム以降は1種類のみの店も少なくない。ラーメンのスープには、材料から引き出されたエキスがたっぷりと含まれ、アミノ酸、核酸、ミネラルなどの栄養分も豊富であるが、麺をすすったときにちょうど良い味になるように塩分が多めの味付けをされているため、健康上は必ずしも飲むのに適していないものが多い。