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ラブドールの例ラブドールの例(オリエント工業)
ラブドールとは、ダッチワイフの一種で、男性の性的欲求を満たすための女性と等身大の人形。特にボディが高価なシリコーンなどで作られているものを指す。
目次
1 解説
2 使用方法
3 取り扱い上の注意点
4 海外製品の輸入
5 処分の問題
6 その他
7 外部リンク
7.1 メーカー
7.2 情報サイト
7.3 中古販売サイト
8 関連項目
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過去のダッチワイフはビニール風船のようなおもちゃのような物が多かったが、最近では実際の女性に似た本格的な人形が出回り始め、これをラブドールと呼んで区別している。骨格の周りをシリコーン樹脂等で覆い、触った感触が実際の皮膚と似ており重量感もある。基本的には男性の性的欲求を満たすための性具として設計されているため、空気式のダッチワイフと同様に女性器を模した(オナホール)をセットできるようになっている。(一部には観賞を主としてオナホール用の穴がない物もある) また実際の女性同様、下着や服を着せ化粧もすることがほとんどである。ラブドールの大きな特徴は、本体が高価なため2体目を買う時、本体全てを買わなくても頭部だけ好みの物を購入して付け替えることができるようになっている。特に高価なものは全身をシリコーンで覆い、関節も実際の人間同様の可動範囲を持つよう設計されている。重量はシリコーンを多用した物で成人大は20-35kg程度、一体60万円前後する。製造は需要が少ないため常時在庫しているメーカーは少なく、中小メーカーでは期間限定で購入者を募集し、数体程度をまとめて製造する受注生産方式を取っている。
最近では高価なラブドールをデリバリーでレンタルするところも現れている。また、自分の部屋においておくと差しさわりがある人には、ラブドールを選べる時間貸しのレンタルルームもある。しかし、管理や風俗営業法の関係で、2008年現在には時間貸しのレンタルルーム形式のほとんどは廃業し、デリバリー形式が細々と残っている状態である。
使用方法
擬似セックス用 … 股間にオナホールをセットし主に性具として使用 (バックは難しいので通常は正常位で使用)
添い寝用 … 主に添い寝に使用する(ただし、シリコーンは夏は快適だが冬はとても冷たい)
着せ替え用 … さまざまな服を着せて恋人または娘として“同居”させる
撮影用 … 着せ替え用の使用法の一つで、写真撮影のモデルとして使用する(屋内だけでなく、屋外での撮影を行う場合もある)
精巧に作られているため、単なる性具という域を越える使用者もおり、ラブドールに精神的な癒しを求めて恋人の代わりにするケースも少なくない。
ラブドールの皮膚にあたる部分には様々な素材が使われている。中でもシリコーン樹脂は触った感触が最も人間に近いため、高価であるが最も多く使用されている。このシリコーン樹脂は女性用の胸パッドにも実際に使用されている。
(以下はシリコーン製ドールの注意点)
ベビーパウダー … シリコーンはべた付くので必要に応じてベビーパウダーをする。
パジャマ … 埃を避けるため前開きの綿のパジャマを着せると良い。
ストッキング … 足や手のシリコーンの裂けを防止するため着せた方が良い。
股間や脇のシリコーンは裂けやすいので過度に広げてはならない。もし、裂けた場合には、すぐに付属のリペアキット(修理セット)で修復しておくと傷が広がらずに済む。
シリコーンに皺ができるような姿勢をさせてはならない。撮影の場合は短時間で済ませる。
色移りしやすい材質なので、濃色の下着類は着けたままにしてはならない。
静電気を帯びやすい材質なので、埃を吸着したりして汚れやすい。衣類用の静電気防止スプレーの利用が効果的である。
入浴は首までとし、それを絶対に越えないようにする。首パーツとの接合部に金属が使用されているため、錆の発生の恐れがある。
海外製品の例
日本においては性器およびその周辺まで精巧に作ると猥褻物として法令等の規制を受けるため、日本製のラブドールではオナホールをセットする穴を開けるに留められているが、海外のラブドールは女性器まで精巧に再現されているため、そのままでは猥褻物となり輸入できない。輸入の際には若干の工夫が加えられた日本仕様のものを送ってもらうか、通関手続時に税関の目の前で該当部分を削り落さなければならない。
なお、国際インターネット通販など小規模で個人的なものを除くと、一般に海外から商品を購入し通関するためには所轄官庁に対して複雑な許認可手続を行う必要があり、専門知識のない一般個人が直接通関手続を取るのは実際上極めて困難である。さらにはラブドールのような個人の趣向を反映したプライベートな貨物については、公的手続の煩雑さ以外に貨物の説明などで恥ずかしさも感じるため、なおさら個人輸入は困難であると言わざるを得ない。このため、海外製ラブドールの輸入代行を行う業者がいくつか存在する。
ラブドールは骨格構造が意外と頑丈かつ複雑であり、細かく切断して分別廃棄することは困難である。 処分の際、粗大ゴミとして扱われることになるが、最近では自宅前で収集する自治体も多く世間体を気にするあまり遠距離のゴミ置き場や空き地に不法投棄されることがある。最近のダッチワイフは精巧に作られているので、不法投棄が死体遺棄事件と誤解され、警察が出動したこともあった。
このようなことから、メーカーでは不用ラブドールを無償で引き取り産業廃棄物として処分しているところもある。 また、ラブドールは高価であるため、仲介業者による中古品の有料斡旋もある。
ダッチワイフ使用者が増加したことに伴い、自分の死亡時にお棺の中に一緒に入れることを望む人もいるが、炉で焼く際に有害ガスが発生したり、異常高温になり炉に損傷を与えることもあり、また骨格金属の処分の問題もあるので、火葬場ではお棺に遺体とその衣服以外を一緒に入れることは禁じられている。