ヨセフとは、旧約聖書の創世記に登場する人物。ユダヤ人の祖ヤコブの子で、母はラケル。同母弟にベニヤミン、異母兄にルベン、シメオン、レビ、ユダ、イッサカル、ゼブルン、ダン、ナフタリ、ガド、アシェルが、異母姉にディナがいる。エフライムとマナセの祖。
創世記37-50ではヨセフを中心とした、いわゆる『ヨセフ物語』が語られる。その概要は次の通り。
父ヤコブに偏愛され,また王者となる夢を語ったので,兄たちのねたみを買い,井戸に落とされ、やがて隊商に売られてしまう。やがて、エジプト王宮の侍従長ポティファルの下僕となったが,彼の妻の性的誘惑を拒んで、かえってぬれぎぬを着せられて獄に入れられる。しかし彼の夢解きの才能がファラオに認められて出世し、エジプトの宰相となって国政に腕を揮った。そして自らの予言した七年間の大飢饉のときにエジプトに穀物を買いに下った兄弟たちの誠意を一度試したのち、劇的に再会と和解を果たし、父と兄弟たちをゴジェンに移住させ、ヤコブの死後、110歳まで生き続けたという。
この物語は文学作品にもしばしば取り上げられている。
参考文献
トーマス・マン『ヨセフとその兄弟』(1-3)望月市恵、小塩節訳、筑摩書房、1985-1988年。
トーマス・マン『ヨゼフとその兄弟たち』(『トーマス・マン全集4-5』所収) 高橋義孝、佐藤晃一、菊盛英夫訳、新潮社。
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カテゴリ: キリスト教スタブ | 旧約聖書の人物
更新日時:2008年7月7日(月)03:13
取得日時:2008/09/08 08:38