ヨシ原
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夏のヨシ原

ヨシ原/アシ原(葦原/芦原/葭原/蘆原)とは湖沼や河川などにおいてヨシが群生している場所を指す。
目次

1 形成

2 植物群落として

3 環境

4 利用

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形成

通常、ヨシ原は開けた水場や湿地に若いヨシが定着することから始まり、次第に乾燥した地面へ移行しつつ大群落を作ることで形成される。群落の発達の過程で水域から多量の燐酸や窒素化合物のような栄養塩類を吸収して固定し、年を経るとかなりの腐植質を作り出し、最終的に地面の上や水面を越えて積もって、水の浄化や森林の発達へ寄与する。自然のヨシ原は氾濫原、湿った窪地、河口といった場所に発達する。


植物群落として

欧州におけるヨシ原を構成する種の殆どがヨシ属ホタルイ属に属する。日本では淡水域ではクサヨシやガマ類、汽水域ではアイアシシオクグを伴うことが多い。


環境

上記のように多くの有機物が集まり、分解が行われる肥沃な場であり、生産量は大きい。他方で底質は泥で、半ばは水につかり、しかも陸上の植物群落としては横枝のない茎ばかりと足場の構造が単純なので、生息する動物はある程度制限される。



利用

人工的なヨシ原が小規模で効率的な下水処理施設として次第に利用されてきている。ヨシ原を通る水は広範囲に広がる根系とそこに棲む微生物が汚水を栄養として使うことで非常に急速に効果的に浄化される。また、水域の増水時に冠水し、減水時に干上がるヨシ原は、多くの魚類にとって産卵場所や稚魚の発育場所として非常に重要である。 カテゴリ: 生態学

更新日時:2008年7月4日(金)07:45
取得日時:2008/09/23 15:56


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki