ユーフォニアム
別称:ユーフォニウム
各言語での名称
英euphonium
独Euphonion (Bariton, Kaiserbariton)
仏euphonium (saxhorn basse)
伊eufonio (flicorno basso)
ユーフォニアム
分類
ユーフォニアム(ユーフォニウムとも、英語:euphonium)は金管楽器の一種。一般的にB♭管で、幾重かに巻かれた円錐管と、通常4つのバルブ(弁)を持つ。音域はテナーやテナー・バスのトロンボーンとほぼ同じであるが、それよりも幾分か柔らかく丸みのある音色を奏でる。主な活躍の場は金管バンド(英国式ブラスバンド)、ファンファーレバンドと吹奏楽であるが、オーケストラにおいてもテナー・テューバなどとしてスコアに指定される事がある(チューバも参照)。
ユーフォニアムのマウスピースは多くのメーカーでカタログ上トロンボーンと共通に扱われているが、トロンボーンのものよりややカップの深い物が好まれる。
各国には、ユーフォニアムとほぼ同じ役割を担うものの、音色、形状、バルブシステムなどの異なる楽器が存在する。日本でこれらの楽器を一纏めに呼ぶ必要がある時は、便宜上「ユーフォニアム」と呼ぶのが、今のところは妥当であろう(例:次項の「各国のユーフォニアム」「ユーフォニアムの歴史」のように)。今後、このような各国の楽器への取組みや研究が深まり、関心が高くなれば、また状況も変わるのではないかと思われる。
目次
1 各国のユーフォニアム
2 ユーフォニアムの名曲
3 ユーフォニアムの歴史
3.1 ユーフォニアムとテューバの分離
3.2 サクソルン族「バス(Besse)」からの発展
3.3 ソロ楽器としての発展
3.4 総括
4 日本におけるユーフォニアムの歴史
5 ユーフォニアムとテナーテューバ
6 ユーフォニアムと音域が近い楽器
7 様々な形態のユーフォニアム
8 日本国内で主に使用されるユーフォニアムの大手メーカー
9 著名なユーフォニアム奏者
9.1 国内
9.2 海外
10 外部リンク ユーフォニアム関連
11 関連項目
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各国のユーフォニアムサクソルン・バスカイゼルバリトンバリトン・ホーン
日本のユーフォニアムの役割に相当する各国の楽器には大きく3つのタイプが現存し、各国で用いられている。
ユーフォニアム(euphonium)
日本、イギリス、アメリカなどで普通に用いられている、ピストン・バルブを備えた、中低音域を担うB♭管の楽器。各国各地のバリトン音域の金管楽器が融合して、20世紀前半のイギリスで現在の形状に落着いた。
サクソルン・バス(saxhorn basse)
フランスにおいて、サクソルン属のバスとして発展した楽器。3本?6本ピストンのアップライト(上向き)のベルを持つ楽器で、日本でも戦前・戦中の軍楽隊において、「ユーフォニオン(海軍)」「プチバス、小バス(陸軍)」として用いられた。現在も、フランスのクルトワ(Courtois)社によって新しいモデルが開発され続けている。6本のピストンを備えたC管のサクソルン・バスは「フレンチ・テューバ」とも呼ばれ、1970年頃まで、主にフランスのオーケストラで用いられた。