ユースホステル(Youth hostel、ドイツ語名:Jugendherberge)とは、プロイセンのリヒャルト・シルマンが創設した、青少年・少女の旅に安全かつ安価な宿泊場所を提供しようという主旨で始まった運動及び宿泊施設の世界的なシステムである。
ユースホステルの利用者をホステラー、ユースホステルを利用した旅をホステリングという。
目次
1 概要
2 ユースホステル運動について
2.1 歴史
2.2 組織
2.3 青少年運動としての側面
2.4 四つの誓い
3 ユースホステルの運営と建物
3.1 日本における運営による分類
3.2 形態と建物
3.3 運営スタッフ
4 宿泊施設としての側面
4.1 利用の規則
4.2 食事の提供について
4.3 寝室と寝具など
4.4 浴場・トイレ・洗面所など
4.5 「ミーティング」について
4.6 ユースゲストハウス
5 ホステリングとホステラー(主に日本国内で)
5.1 ホステラー同士の交流
5.2 移動手段
6 日本におけるユースホステルの問題
6.1 ホステラーの高年齢化とその考察
6.2 施設数の減少について
6.3 値段的に競合する宿泊施設の登場
6.4 その他の問題点
7 ユースホステルの情報
7.1 ユースホステルしんぶんから「とらいべる」へ
7.2 ホステリングガイド
8 関連項目
9 外部リンク
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海外では、素泊りか朝食付で1泊が日本円に換算して約3,000円か、それ以下の廉価で泊まれるというのが魅力で、その宿泊施設が、古城であったり、帆船であったり、豪華な邸宅であったりといった予期しない楽しみも多い。世界最初のユースホステルもドイツ・ドルトムント近くのアルテナにある古城の一角に設けられた。
2005年現在では、世界の80ヶ国に約5500ヶ所の施設があり、うち約3分の2がヨーロッパに所在する。日本国内では、1970年代から1980年代にかけては500ヶ所以上にものぼったが、施設数は減少傾向で、2007年現在は、約300ヶ所の施設が営業。 基本的には会員制(会員でない場合はビジター料として600円が加算される→公営ホステルは除く)で、日本国内の施設では宿泊料金は2007年現在で一般的に1泊2食付で約4,700円?約5,040円(会員料金・通常期料金)となっており、基本的に寝室は男女別相部屋である。(2006年より宿泊料金の上限が引き上げられ、繁忙期料金や閑散期料金がそれぞれの施設である程度自由に設定できるように規則が改められた)
日本での会員数は、最も多かった1970年代には60万人以上にものぼったと思われるが、1980年代以降は減少傾向にあり、2007年現在では最盛期の7分の1程度の約7万人台にまで落ち込んでいる。
元来、青少年の旅行者向けに開設された宿泊施設とはいえ、ドイツ南部のバイエルン州で原則満26歳までの利用とする年齢制限があるほかは、日本も含めて世界中の他の全ての地域・国で、利用できる年齢に上限を設けていない。