ユナイテッド・フルーツ
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ルイジアナのセント・チャールズ・アヴェニューにあるユナイテッド・フルーツ社の正面

ユナイテッド・フルーツ (United Fruit Company, UFCO) は、かつて存在したアメリカ合衆国企業1984年に社名を変更し、現在はチキータ社となっている。

ヘンリー・メイグスの甥である鉄道王、海運王のマイナー・C・キースによって設立された。当初は鉄道会社だったが、たまたま鉄道の周辺で売り始めたバナナ販売が大成功した。ライバル会社へのM&Aを繰り返し、典型的な多国籍企業となったが、財政面で行き詰まり、シンシナティの投資会社に吸収された。大統領一家であるブッシュ一族との関係が深い。

中南米、特に当時バナナ共和国と呼ばれたグアテマラなどでバナナパイナップルなどの果物の取引において大きな影響を与えた。また政治活動も活発であり、1954年にはCIAと組みグアテマラのアルベンス・グスマン政権の転覆(PBSUCCESS作戦)に成功したと言われる。

従業員に対する厚遇は有名で、社屋はもちろん専門の病院や学校を無料で開放し、給料も高かったと言うが、 アルベンス政権以前のグアテマラでは全人口の3%が国土の70%を所有しており、著しい貧富の格差があった。ユナイテッド・フルーツ社は農園経営においてグアテマラの超富裕層と結託していたが、アルベンスが選挙後に公約どおり大規模な農地改革を実行したことを見て、改革の進展により利権を失うことを恐れたユナイテッド・フルーツ社とCIAの活動により、過剰に親ソ連派として攻撃され失脚させられた。このことは、外国勢力が越権行為によりニカラグアの一般大衆の利益を破壊したものだとする批判がある。なお、アルベンス政権転覆後、アメリカの支援する政府の下で殺害された国民は20万人に及ぶという。


関連項目

アメリカ帝国

ホルヘ・ウビコ

エストラーダ・カブレラ

バナナ戦争

バナナ共和国

メットライフビル - ニューヨークの超高層ビル。1975年、ユナイテッドフルーツCEOのエリ・M・ブラックが飛び降り自殺した。


外部リンク

United Fruit Historical Society

Banana Republic: The United Fruit Company

National Security Archive: CIA and Assassinations: The Guatemala 1954 Documents
カテゴリ: かつて存在したアメリカ合衆国の企業 | アメリカ合衆国の歴史 (1918-1945)

更新日時:2008年9月29日(月)06:21
取得日時:2008/10/02 23:02


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki