モンゴルの大統領(-のだいとうりょう)はモンゴル国の元首。「国民の統合の象徴」とされる象徴的職務である。
モンゴル国の大統領の主な権限:
首相の指名。候補者はその後、国民大会議(議会)によって承認または拒否される。これは概して象徴的な権限であり、実質的には議会が首相を指名する。
国家大会議の可決した法案の拒否権(3分の2の賛成で覆される)。
裁判官の任命の承認。
国家安全保障会議の議長。
モンゴル国軍の司令官。
大統領は4年ごとに国民による直接選挙で選出される。これには2つの制約がある。候補者は、国民大議会を代表する政党の一つに推薦されなければいけない。しかしながら、大統領に選出された者は、就任前に政党の党籍を離脱する必要がある。
モンゴル国の憲法における、大統領となるための要件は
モンゴル国生まれ
年齢が45歳以上
就任前に5年以上モンゴル国に居住
の3つである。
モンゴルの初代大統領が誰であるかについては論争がある。この称号自体はモンゴルの民主化の前には実際には存在しなかったが、 同様の役割を担う官職は社会主義時代にも存在した。ボグド・ハーン政権のハーン、ジェプツンダンバ・ホトクト八世( ⇒Bogd Khan、 ⇒Jebtsundamba Khutugtu:モンゴルにおけるチベット仏教の長で、宗教的、政治的な指導者。化身ラマ。)が初代「大統領」とされる場合もあるが、一般的にはそれ以後の非宗教的な指導者に対して用いられる。1924年に臨時元首であったBalingiin Tserendorjが初代大統領とされる場合もあるが、公式に指導者となったのは1924年11月28日に人民大会議の議長に指名されたNavaandorjiin Jadambaaである。その1日後に、指導権限は人民小会議幹部会議長に再編成された。その後すぐに、称号の変化に続いて、人民大会議幹部会議長に変更された。そして1990年「大統領」の称号が採用され現在に至る。
名前就任辞任政党
1Navaandorjiin Jadambaa1924年11月28日1924年11月29日モンゴル人民革命党
2 ⇒Peljidiin Genden1924年11月29日1927年11月15日モンゴル人民革命党
3Jamtsangiin Damdins?ren1927年11月16日1929年1月23日モンゴル人民革命党
4ホルローギーン・チョイバルサン1929年1月24日1930年4月27日モンゴル人民革命党
5Losolyn Laagan1930年4月27日1932年7月2日モンゴル人民革命党
6 ⇒Anandyn Amar1932年7月2日1936年3月22日モンゴル人民革命党
7Dansrabilegiin Dogsom1936年3月22日1939年7月9日モンゴル人民革命党
(空席)1939年7月9日1940年7月6日
8 ⇒Gonchigiin Bumtsend1940年7月6日1953年9月23日モンゴル人民革命党
⇒S?khbaataryn Yanjmaa(臨時)1953年9月23日1954年7月7日モンゴル人民革命党
9Jamtsarangiin Sambuu1954年7月7日1972年5月20日モンゴル人民革命党
Tsagaanlamyn D?gers?ren(臨時)1972年5月20日1972年6月29日モンゴル人民革命党
Sonomyn Luvsan(臨時)1972年6月29日1974年6月11日モンゴル人民革命党
10ユムジャーギィン・ツェデンバル1974年6月11日1984年8月23日モンゴル人民革命党
Nyamyn Jagvaral(臨時)1984年8月23日1984年12月12日モンゴル人民革命党
11ジャムビィン・バトムンフ1984年12月12日1990年3月21日モンゴル人民革命党
12ポンサルマーギーン・オチルバト1990年3月21日1997年6月20日モンゴル人民革命党